会話の0.2秒を言語学する

13件の記録
- 夜@butiloveu2025年9月21日買った読み終わった「普通に話せないことがおかしいとは限らない。 むしろ普通に話せるのは、ある意味で奇跡ではないか」という結論に辿り着くところが、ゆる言語学ラジオを聴いているときの安心にも繋がっていると思う。 私は雑談が苦手だと感じている。その理由を本書に照らして分析するとすれば、「語用論的な推論」の時間が長く、応答内容が長くなりがちなわりに「ターンテイキング」を意識しすぎて、整合が取れなくなっているからだ。3人以上の会話が苦手なのも、ターンテイキングの難易度が上がるからだと思う。 けれど同じ「会話が苦手」と言う人のなかでも、どこが苦手なのかは人によって異なるのだと思う。 多数派だからという理由で採用されているものが、きっとこの世界にはたくさんある。そしてそれらは往々にして「正しい」「普通」とされている。けれどそれを「そういうものだ」と流して迎合していくだけではなく「多数派である」と読み替えていく営みにはきっと意味があると信じている。 本を読み始めるときに筆者のスタンスが分からないと不安だと言う私のような方がもしいれば、「あとがき」から読むことをお勧めしたい。
- づー@zuu_dayo2025年9月12日読んでる会話の法則として挙げられた条件が軒並み自分が会話する上で苦手な技能だったんで、「会話を紐解く」というより「自分以外のコミュニケーション健常者が普段行っているあの上手な会話はどうやって成立しているのかを紐解く」という内容に見えてきてる 低気圧にやられているのでちょっとしんどい 元気になったらまた読みます……