
tomo015123
@asayou
2026年5月31日
王とサーカス
米澤穂信
読み終わった
太刀洗シリーズ3作目。学生時代、新聞記者時代をへてフリーライターになった太刀洗が王政が継続するネパールで事件に巻き込まれる。米澤穂信が描く探偵の中で太刀洗はかなり悲しみのそばに立つ探偵だと感じており、今作もその優れた洞察力と知ることへの欲求により、知らないほうが幸せな真実にまで辿り着いてしまう。ただ、その真実が彼女にとっては無意味なものではなく、確固たるアイデンティティの確立に寄与するものであったことは救いといえば救いか。傷つきながら真実に向かう姿をもっと見たいがシリーズはここで終わりなのだろうか。


