ちづ "ゴドーを待ちながら" 2026年6月1日

ちづ
@tizu_0110
2026年6月1日
ゴドーを待ちながら
ゴドーを待ちながら
サミュエル・ベケット,
安堂信也
面白かった。 戯曲を読むのには慣れていないですし、わかるようなわからないような感じ、というのも感想のひとつではあるのですが。 こういった混濁した思考みたいなものにぼんやりとした共感のような心地良さを感じながら、ぼんやりと読了するような体験がとても私には新鮮だった。 ゴドーはメタシアター的であるという解説もありましたが、その為か、やはり何かわからないものを渇望し(=待ち)続けて生きる人間にとって、板の上で矛盾したような言葉を紡ぎ続ける登場人物は、私含む人間の人生それ自体を演じているようでもあって、何かを待って生き続けることやその存在や記憶自体の疑念のような体験の共有的な読み方を、私は特に強く感じたようです。
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