
すゆ
@suyu12
2026年6月1日
自転しながら公転する
山本文緒
読み終わった
茨城のショッピングモールで働きながら家族の介護を担う…ごくありふれた都(主人公)の日常を、ここまでドラマチックに、引き込まれるように書き上げるなんて…没頭して一気に読み上げた。
都が、自分の幸せをもがきながら作ろうとする姿に深く共感した。日常を丁寧に営む貫一も魅力的。そして母、桃枝が更年期の症状をやり過ごせるようになり、夫ともに大きな一歩を踏み出したのは勇気づけられた。
誰しもが抱えている”生きづらさ”を、繊細な感情の揺れを描くことですくい上げていく山本さんの小説。私はとても好きだ。



