一般文系学生 "国境の南、太陽の西" 2026年6月1日

国境の南、太陽の西
村上春樹の描く女性の「吸引力」=抗いがたい恋の衝動にとても説得力があるのは、彼は恋を「欠落を埋めようとする渇望」だと思っているだからだ。主人公がクズなのはその通りなんだけど、クズを描けるのは文学だけだし、そういう主人公に共感してしまうのは読者の中にもその渇望があるからだ。 そしてもっと重要なのは、その欠落は多分埋まらないってことなんだろう。
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