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一般文系学生
@Bunkei
SFが特に好きだけど、できるだけ幅広く読みたい!
  • 2026年7月7日
    トンネルに消えた女の怖い話
    トンネルに消えた女の怖い話
    英国ゴシックホラー。 小学生の時に読んで強烈に記憶に残っていたので再読。ゴシックホラーが好きだ。美しく陰鬱なこの世界観が!
  • 2026年7月3日
    仄暗い水の底から
  • 2026年7月3日
    言語化するための小説思考
    小川哲が小説を書くときに考えていること。あり得ないくらい文章が理解しやすい。「伝わる小説を書く」ことが一つのテーマの本書は自己実証的に説得力がある。すごい。
  • 2026年7月2日
    悲しみよ こんにちは
    悲しみよ こんにちは
    砂浜に寝転び、砂を掴んで、指の間から黄色っぽく、優しい一筋がこぼれ落ちていくに任せ、(砂は時間みたいに逃げていく)と思ったり、(それは安易な考えだ)と思ったり、(安易な考えは楽しい)と思ったりした。なんと言っても夏だった。(p.11) ↑こんな感じで、翻訳と思えないほど文章がいい。原文が当然美しいんだろうし、訳者も素晴らしい。 まぁなんというか、主人公が底抜けに享楽的で自由。ある意味憧れるくらいに何も考えてない。 でも主人公が、自分本位に人を深刻に傷つけておきながら、あまりに無責任で残酷なんだよね。人は純粋に自由に手を振り回すべきじゃない。そんなことをしたら人を殴ってしまうのだから。ずいぶんひどい話である。 まぁでも社会とか倫理すら突き抜けて自由である点には、憧れを抱かざるを得ない。はっきり言ってセシルは最低なんだけど、彼女みたいに誰のことも気にせず自由に享楽的に生きれたら楽だろうなと思う。
  • 2026年6月26日
    20の短編小説
    20の短編小説
    多くのアンソロジー同様、面白いのも面白くないのもある。(僕の趣味が偏っているだけかもしれない) アンソロジーのいいところって読んだことない作家にお試しみたいに気軽に触れて、新たな好きな作家に出会う場になるとこだ。今回は特に伊坂幸太郎の他の作品をぜひ読みたくなった。 個人的に好きだった作品 伊坂幸太郎「if」 川上弘美「20」 樋口毅宏「人生リングアウト」 藤井太洋「ヴァンテアン」 円城塔「十二面体関係」←意味わからんのに面白い。円城塔すごい。 宮内悠介「法則」←小説上手すぎる 森見登美彦「廿世紀ホテル」←いつもの調子。
  • 2026年6月26日
    マルドゥック・スクランブル(The 3rd Exhaust)完全版
    面白かった。日本SF大賞受賞作。SF大賞を全部読むという自分の試みはやっぱり正しい。今までSF大賞の作品で外したことがない。 禁じられた技術の緊急使用=「マルドゥック・スクランブル」によって焼き殺された少女が生き返り、万能に変身できるネズミのウフコックとともに事件を捜査する。「なぜ自分が殺されなければならなかったのか」を問いながら。
  • 2026年6月26日
  • 2026年6月26日
  • 2026年6月16日
    カブールの園
    カブールの園
  • 2026年6月15日
    おやすみ、東京
    「 店に飾られたその時計は、よく見ると、秒針が2本付いている。これも夢の中に登場するアイテムとしては申し分ない。面白いので、一応聞いてみた。 「あの、この時は、どうして秒針がくっついているんでしょうか」 (なんと)とイバラギは心の中で叫びたくなった。 」(p.257) ↑好きなシーンの一部 久々に誰の悪意も登場しない小説が読みたかった。タクシー運転手の松井さんを中心に出会う人々を連作短編で描く。深夜の爽やかで静かな東京を舞台に、人々はいくつかの出会いを通して人生を進めて行く。 夜寝る前に読むには最適の小説である。
  • 2026年6月10日
    君のクイズ
    「君は大事なものを失ったかもしれない。でも、何かを失うことで、別の何かを得ることもある。君は正解なんだ——クイズが、そう言ってくれてるみたいだった。」(p.162) Q「早押しクイズ大会で、問題文が読み上げられる前に正解した。一体どうやって?」 そういう謎解きをしながら、主人公の三島と、“クイズ王”本庄の人生を辿って行く。クイズは人生であり、人生はクイズであった。 競技クイズの解像度が高すぎる。作者の取材が徹底してる。それに物語の構成が本当に上手い。読みやすくわかりやすく、謎解きと人生を絡めながら構成している。 たまに小説を創作する身としては、(こんな上手くなんて書けない!作者が天才なだけだ!)と片付けたくなるが、全部考えられてるんだろう。もちろん。「言語化するための小説思考」を読み直したくなった。
  • 2026年6月9日
    阪急電車
    阪急電車
    阪急電車に乗った様々な人たちのいち場面を描く。 前半はとてもいい。爽やかな出会いと恋の始まり、復讐後の白いドレスの女性や彼氏に悩む女性と、彼女らに助言する強い老女。それぞれの人物は、電車という限定された舞台に上がって降りて行くからとても際立って見えるし、始まった恋のその後は描かれずに読者に委ねられる。演劇みたいでとっても面白い。 逆に言うと、後半は描きすぎて微妙でした。前半で降りて行ったキャラクターたちのその後が答え合わせみたいに後半で書かれるのがつまらなかったです。せっかく見えすぎない余白がよかったのに! 回想という形で全部話しちゃうし。 「成就した恋ほど語るに値しないものはない」と、かの小説で語っていたのはこう言う意味か。
  • 2026年6月9日
    黄色い家(下)
    黄色い家(下)
    ネタバレ注意! 主人公は必死にお金を貯めるけどその度に大人のせいで失い、バイト→水商売→ヤクザの末端でシノギを稼ぐというように追い詰められて行く。 あまりにも追い詰められる様子とか精神状態が圧迫される描写がリアルすぎて、リアルで病んでるときには読めない。 架空のキャラに魂を吹き込むってやっぱりすごい。これが文学か。
  • 2026年6月8日
    わたしたちが光の速さで進めないなら
    わたしたちが光の速さで進めないなら
    「愛とはその人と共に世界に立ち向かうことでもある」(p.50、『巡礼者たちはなぜ帰らない』) 世界はきついししんどいけど、それぞれの生き方を認めてくれるような優しい物語だった。 東アジアのSFがアツい!
  • 2026年6月4日
    黄色い家(上)
    黄色い家(上)
    「正しくないよ、そりゃ正しくは無いけど、でも間違ってるわけじゃない。そう感じるの」(p.337) 未成年でスナックに立ち、必死に稼ぐ主人公の言葉。 主人公は貧困家庭に生まれ、黄美子という女性とスナックを経営することになる。同世代の友人とも出会い、順調そうに青春を送り始めるが—— そんなにうまくはいかない。悪い奴が全部奪っていく。 上巻の終わり方はかなり酷くて、どう考えても下がハッピーになるとは思えない。冒頭でロクでもない日々だったと示唆されてた部分が下巻なんだろう。ギリ「間違ってない」立場の主人公たちは、下ではどうなってしまうんだろうか…
  • 2026年6月4日
    揚子江は今も流れている
    犬養毅の息子、犬養健が書いた日中和平工作(の中でも汪兆銘工作)の話。たまに人物の名前は変えているけど、概ね事実ベースと思われる。 双方とも、喧嘩をしたかったわけじゃないのに喧嘩して仲直りできないことって普通の人間関係でもあると思う。日中戦争の初期とかまさにそれを感じた。誰も戦争なんてしたくないのだ。陸軍参謀本部も、日本政府も、中国国民政府も。 和平運動は成功しなかったが、和平のために命を張った人たちが日中にいたことを知れてよかった。それだけにとても切ない。 国同士の仲が悪くなろうと、どれだけナショナリズムを煽ろうと、戦争だけには至らないでほしい。ほんとに。僕がここで言っても仕方ないことかもしれないけど。
  • 2026年6月3日
    グレート・ギャツビー
    グレート・ギャツビー
    切ない。 以前にほかの翻訳版を読んだんだけど、古い翻訳だったせいかよくわからなかった。今回の村上春樹訳は割と読みやすかった。後書きで村上春樹が書いているように、翻訳することで文学の重要な部分が抜け落ちているとは思うので、できれば原文で読みたいんだけど、語学が足りない。
  • 2026年6月1日
    国境の南、太陽の西
    村上春樹の描く女性の「吸引力」=抗いがたい恋の衝動にとても説得力があるのは、彼は恋を「欠落を埋めようとする渇望」だと思っているだからだ。主人公がクズなのはその通りなんだけど、クズを描けるのは文学だけだし、そういう主人公に共感してしまうのは読者の中にもその渇望があるからだ。 そしてもっと重要なのは、その欠落は多分埋まらないってことなんだろう。
  • 2026年5月18日
    ヨハネスブルグの天使たち
    ヨハネスブルグの天使たち
    非常にすごい作品なんだけど、語るには僕の言葉が足りない。 もう一度読んだ時には、ちゃんとしたレビューを書きたい。
  • 2026年5月17日
    西の魔女が死んだ
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