
yuma32
@yuma32
2026年5月31日
死んだ山田と教室
金子玲介
読み終わった
人は誰しも自分の弱さを隠して生きている
当たり前やないかい。と思いつつ、仲の良い友人や家族・恋人の弱さや欠点を真正面からいつも正直に話している人はいないのではないだろうか。
正直に話すこと=優しさではないことは当然であるが、相手のそれらを見て見ぬふりをし続けることもまた優しさではない。
もちろん、絶対解のないことである。
本書は、死んだ同級生が教室のスピーカー憑依してクラスに帰ってくるというストーリー
男子校ならではの、ノリや掛け合いを楽しみつつ、高校生→大学生→社会人と成長していく登場人物たちの心理的な成長がリアルに描かれているように感じた。
あんなに毎日の登下校を共にした友人
毎日、昼食・休憩時間を共にした友人たち
彼らが今どこで何をしているのかを私自身は、風の噂程度でしか知らないし、特に、知りたいとも思っていない。恐らく彼らからしてもそういうことなのであろう。
大人になるとは、そういうことなのか。
はたまた、それを「青春」というのだろうか。


