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yuma32
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@yuma32
  • 2026年6月30日
    リバース
    リバース
    コーヒーに蜂蜜を入れて飲みたくなる作品 噂に違わぬどんでん返しであることはもちろん、それに向けた伏線も綺麗だが、方舟、十戒のように読み返したいと思うほどのものでもない(ミステリーも日々進化している…) ミステリーももちろん面白いが登場人物たちの自己愛が印象的 友人のためと言いつつ結局は自分のためでしかないということをうまく表現し、人間の醜さを表現している作品 さすがイヤミスの女王
  • 2026年6月28日
    一次元の挿し木
    一次元の挿し木
    半年ほど前に友人があまり面白さを感じられず読むのをやめたと聞いていたので、少し抵抗があったものの、ドラマ化されることや毎日の通勤で紫陽花を見る度に表紙を思い出したので購入。 個人的には楽しんで読むことができた。 事件解決後の登場人物たちの割り切り具合には、共感できなかったが扱っているテーマにしては読みやすく、章立ても細やかで読みやすい一冊であった。 人間は生まれながらに遺伝子によってすべてが決まっているのか。成長していけるのもなのか。 皮肉にも遺伝子によってすべてが決められた登場人物の1人が、宗教という遺伝子とは程遠いものに身を委ねていくというある意味ではリアルな世界観も読後の余韻として深く印象に残った。
  • 2026年6月25日
    そして誰もゆとらなくなった
    何も考えずに読める本があるっていい 文章というコミュニケーションツールを用いて誰かのたわいもない日常に触れられるのがいい 自分もいつかこういうふうに文章でクスッとさせてみたい
  • 2026年6月25日
    ファイア・ドーム(下)
    すべてが明らかになったとしても失ったものは返ってこず、自分が望んでいる状態になるわけでもない。 自分が気にしている以上に世間は自分のことを見ておらず、目の前にあるなんとなく面白そうなものに飛びつき、遊び、すぐに忘れる。 この小説では小さな町の中での出来事として描かれていたが現代社会においてはそれがSNSでのコミュニティ、MBTI診断や、ファンダムといったオンライン交流可能な小さな世界でファイアドームは揺らされ続けているのかもしれない。
  • 2026年6月22日
    ファイア・ドーム(上)
    読んでいてずっと苦しい 【人はなぜ、大きな事件に魅了されるのか】という帯文であるが、大きな事件だけでなく小さな事件ですら大きな事件にしてしまう。噂。 自分には心当たりがないと思うのがまた怖い 軽薄な優越感 この言葉を忘れずに頭の片隅に置き続けたい
  • 2026年6月19日
    かがみの孤城
    かがみの孤城
    小説としてすごくいいものだったなぁと読了後に感じた。 もちろん物語中ではそれぞれの登場人物の置かれている環境の辛さやその中での葛藤があるのだが、必ず救われる、明るい未来が待っていると謎の確信を持ちながら読み進めることができた。 ミステリー作品ではないものの、終盤ではこれまでの細かい描写が上手に回収されていくのも心地よいポイント。 全員のアフターの触りだけでもみたかった…
  • 2026年6月15日
    世界でいちばん透きとおった物語
    「     」 紙の本でしかない体験てなんやねん と色々予想しながら読み始めると本当に終盤までわからず。 ただ、読み始めから妙に読みやすいな〜とか思ったり他の文庫とここが違うな〜と思いながら読んでいたことに理由があったとは! 確かにこれは紙の本でしか無理ですわ! 脱帽🎩
  • 2026年6月14日
    マリアビートル (角川文庫)
    伊坂さんの殺し屋シリーズ二作目と知らず、グラスホッパー→AXと読了しての本作 最新刊777が 殺し屋シリーズの最新作であり、主人公が七尾であると終盤でしれて良かった。 伊坂作品全般に言えることではあるが大筋のストーリーとしては完全にエンタメではあるし、登場人物たちは自分とは縁のゆかりもない人物たちにも関わらず、要所要所でこころに残るセリフがある。 本作で印象に残っているのはなぜ人を殺してはいけないのかという問いへの鈴木の回答とその問い自体が自分は大人びていると感じている厨二病の一種であるとの指摘 私自身もおそらく周りよりは大人びていると思っていた学生時代、なんなら今も。を思い出し少し心が揺れた。 やっぱ伊坂さんすっきゃわー
  • 2026年6月5日
    おまえレベルの話はしてない
    個人的にブッ刺さりな一冊 負けず嫌い?嫉妬? 友人、仲間の成功を素直に祝えない自分は性格が悪いのか? 相手につべこべいうが自分は客観的にみてどうなのよ。 夢を諦めきれず続ける人 夢を諦めて新たな目標を叶えた上で夢への未練がある人 夢を諦めるのって実は、自分の周りの環境の充実度が必要で諦めるって気持ちだけで、どうこうなるような話でもないってこと。 何かに対して、誰かに対して、これからも不平不満や妬み僻みを発する。人間だから。 でもほんの少し、もう一つ踏み込んで考えてみたら何が見えるんだろうか。
  • 2026年6月5日
    モモ
    モモ
    折角ならと50周年記念表紙を購入 長く色々な国々でも読み継がれているのが納得の一冊。 文章自体は、児童書ということもあり、ひらがなが多めで個人的には読みづらく感じたが、読んでいくと慣れていった。 過去の話風であるが、確かにこれは遠い未来の話であるかもしれないし、今も世界のどこかで起こっている話でもあるのかもしれない。 どんな人にもどんなものにも平等に与えられている時間。どう使うかにもちろん正解はないが、これは良くないんじゃないの?という一例を示してくれているような一冊。 タイパ、コスパ この言葉の意味をもう少ししっかり考えたいね。
  • 2026年6月1日
    推し、燃ゆ
    推し、燃ゆ
    今日もどこかで推しに生かされている人がいるのだろう。恐らく、数十年後も少し形は変わったとしても同様のことは起こるのだろう。 本書のようにアイドルなどを応援する人に対して使われる推しという言葉であるが、言葉が違うだけで何にでも言い換えられる言葉なのだろう。 ありとあらゆるものが簡素化されていき、自分から動き出さなくてもいい現代においてこれほどまでに人々の行動力を掻き立てる推し。 私には特定の推しはいないが、生きていくためには少なからず何かしらの行動力の源泉のようなものが必要であり、色々な推しが今後も源泉になって、社会は回っていくんだろうなぁ。
  • 2026年5月31日
    死んだ山田と教室
    人は誰しも自分の弱さを隠して生きている 当たり前やないかい。と思いつつ、仲の良い友人や家族・恋人の弱さや欠点を真正面からいつも正直に話している人はいないのではないだろうか。 正直に話すこと=優しさではないことは当然であるが、相手のそれらを見て見ぬふりをし続けることもまた優しさではない。 もちろん、絶対解のないことである。 本書は、死んだ同級生が教室のスピーカー憑依してクラスに帰ってくるというストーリー 男子校ならではの、ノリや掛け合いを楽しみつつ、高校生→大学生→社会人と成長していく登場人物たちの心理的な成長がリアルに描かれているように感じた。 あんなに毎日の登下校を共にした友人 毎日、昼食・休憩時間を共にした友人たち 彼らが今どこで何をしているのかを私自身は、風の噂程度でしか知らないし、特に、知りたいとも思っていない。恐らく彼らからしてもそういうことなのであろう。 大人になるとは、そういうことなのか。 はたまた、それを「青春」というのだろうか。
  • 2026年5月30日
    こどもの頃のこわい話 きみのわるい話
    これは私に起こった怖い話である。 最近、ペースとしては3日に一冊は読み切るペースで本を読んでいるのでこういう一冊にも出会うのだろう。 書店のレジに並んでいる際に、レジ横に並べられ映像付きで豪勢に並べられていたのが本書である。 文庫本ながら装丁から奇妙さを漂わせており、真っ白な書面に真っ黒と呼ぶに相応しい文字も相まって考える間もなく手にとっていた。 複数の短編が入っており、読みやすい書籍であった。 ここまで読んでくださった方は大方気づいておられるであろうが、本書は恐ろしいほど、私自身には刺さらず、端的にゆうと面白くなかったのである。 数多の短編が盛り込まれているにも関わらず、面白くなかったのである。 しかし、読みきったのである。
  • 2026年5月29日
    禁忌の子
    禁忌の子
    医療×ミステリーであるが両者がとてもうまく相互作用しあっているように感じた作品。 取り扱っているテーマ自体は重いものであり、読み慣れるまでは、医療用語に慣れるのに時間がかかりサクサクと読み進められる作品ではないが、ミステリー要素はもちろんのこと、ヒューマンドラとしても非常に楽しんで読むことができた。 一つ一つの謎が真相に近づいたかと思えば離れを繰り返すので気づけば読む手が止まらなかった。 形は違えど、愛する人をこのように愛すことができるのか、そのように愛される人になることはできるのか。頭の片隅に置いておきたい。
  • 2026年5月28日
    逆ソクラテス (集英社文庫)
    伊坂さんの作品の中では珍しい?空飛な出来事が起こらない小説 小学生視点でどうなのよと思いつつ、小学生を回想する大人になった登場人物たちの視点も織り交ぜられながら、どの短編も心地よく読むことができました。 短編同士の中でこの人はもしかして? と思われてくれたのは流石の伊坂作品だなと。
  • 2026年5月25日
    まず良識をみじん切りにします
    久しぶりの短編(五篇)小説。 どの五篇も現実的にはあり得ないのだけれどもタイトルにもあるように、それぞれの良識がみじん切りされることによって生まれるかもしれない5つの物語が収録されているように感じた。 どの話も面白く読めたが個人的に印象に残っているのはやはり2つ目の人気のクロワッサン店のお話かなと。 5つの中で最も現実味はないけれども、このタイトルを象徴しているような作品に感じた。
  • 2026年5月23日
    向日葵の咲かない夏
    日曜日に1日で読破 方舟→十戒と直近で読み進めていた自分にとって二者ほどのどんでん返しを喰らった感は正直なかった。 終始、タイトルにもあるような雨が降ったた夏の夕暮れのようなジメジメした雰囲気を纏っている作品であり、お世辞にも読んでいて心地よいと感じる小説ではない。 しかし、きっとまたいつか読み返すのだろう。と感じさせてくれた一冊。 読了した方は感じるであろうこの物語の主人公の異常さ。 けれども、誰しもがこのような一面を持ち合わせているのではないかとも感じた。 喧嘩別れをした元恋人が生理的に受け付けなくなるように。 自分と考えが合わない上司が極悪人に見えるように。 我々は自分にとって好ましいように世界を認知し、様々なストーリーを作り上げ、生きていく。
  • 2026年5月23日
    十戒
    十戒
    またやられた。 方舟の時よりもやられた。 方舟読了の翌日 本棚にある本書をすぐに読み始めた。 タイトルが聖書と関係あることやネットの軽い情報で両書に関連性があることは知っており、刊行年が古い方から読むんで大正解であった。 本書自体が犯人を明らかにしてはならないという一風変わったミステリーであること自体の面白さはいうまでもない。 方舟同様に、すっきりとした解決後のどんでん返し、伏線回収に驚かされるが、文字通りラスト2ページでさらにまた別の角度からのどんでん返しに興奮が収まりきらない。 方舟→十戒と読むことをお勧めしたいと共に、二度あることは三度ある、どんでん返しに驚愕する未来の自分がいることを楽しみにしたい。
  • 2026年5月22日
    方舟 (講談社文庫 ゆ 10-3)
    様々なレビューでどんでん返しと謳われすぎているので、読みながら自分の中でも色々な結末を考えたものの、全く違った結末であった。 とはいえ、突拍子もない結末ではなく、伏線は自然に散りばめられていた。 読んでいる最中は、この小説から何かを感じ取ったり、学ぶような小説ではなく面白いミステリー、エンタメとして小説を読んでいるなぁと感じていたが、読了後には色々と思考を深めさせられる一冊であった。
  • 2026年5月21日
    52ヘルツのクジラたち
    この手の家族ものを読むときに感じるのは、自分の家族を持った後に再読するとどういう感じ方をするのかという点に再読の楽しみを見出す。 現在の私自身はこの物語を通して、日々直面する問題や目標が達成された後にも人生は続き、また新たな問題や目標と向き合い続けるということだ。 もちろんハッピーエンドで終わる小説は心地よい。 しかし、ハッピーエンドの先にも登場人物たちには、小説内で直面したものよりも大きく過酷な出来事があるのかもしれないと現時点での私は感じた。
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