死んだ山田と教室

122件の記録
- あやめ@ayame0814192025年8月3日読み終わった借りてきた読書日記読む前の想像と違って読後は悲しくなった。 タイトルがそうなってるのにも納得。 故人が残ってると故人にも聞きたくない話が聞こえてくるという不利益あるんだななんて思った。
- ひの@Hino_o2025年7月31日読み終わったメフィスト賞 『死んだ山田ど教室』 ポップな感じかと思ってたけど、山田くんの生前が暴かれてどんどん辛くなる感じだった ただ山田くんのために精一杯頑張ってた子がいてそれはお互いにとってすごく幸せで羨ましいなと思った 来世は2人で歳を重ねられますように
- Ayako@aya_rb2025年7月29日読み終わった借りてきたあまり読まないタイプの小説だったので、なぜ図書館に予約していたのか忘れてしまったけれど(よくある)、読んでみたら面白かった。 お行儀の良い男子校ってこんな感じなのかな。 柚木麻子さんの『終点のあの子』を思い出した。 主人公はきみだったんだね。あちこちに散りばめられた、それぞれの子が大人になっていく瞬間が、あとからあとから効いてきてせつない。
- 結@yi_books2025年7月28日読み終わったあーーーーー!よかった!最後ちょっぴり泣いちゃった。なんか上手く言えないけど、やるせなくて。 友情って、双方向に向いてるようで実はほとんどが一方通行だったりする。それが寂しくて苦しい。もうこれ以上傷付きたくないからと思うのに、どうしても人といることを望んでしまったりする。手放す勇気は、いつまで経っても、ずっと、出ない。 私にとってコロナ禍は、友達に篩がかかる期間だった。 ちょうど社会人になりたてだったタイミングで"人と会えない"状況に放り込まれた私たちは、人と繋がりたいと思うと同時に、自ら積極的に繋がりを保ちたい人、と、そうでない人、を無意識に分類していたように今振り返ると感じてしまう。 なんだか終盤を読みながら、ふとそんなことを思い出して、今はもう、ただ惰性でSNSで繋がっているだけの、"友達"と呼ぶことすら憚られるような、でも当時は歴とした友人だった、彼ら彼女らの顔が走馬灯のように頭の中を流れていった。なんとも言えない、苦い味がした。
- 堺屋皆人@minahiton2025年7月16日読み終わったaudible再読2025年ミステリ青春のすべてを賭けた<初恋>みたいな真っ直ぐな友情に心が震えた。 初読は『mephisto 2023特別号』で。 Audibleにて再読。 まず、奇抜な設定がこれぞメフィスト賞!って感じで良い。 文体は軽快でさくさく進む。 男子校のおバカなノリに笑わせられ、特に誕プレ大会の和久津君からのプレゼント再生のくだりは腹が捩れるかと思った。(Audibleで再読した時の破壊力よ) 人によってはこのノリ(下ネタとか)についていけなくて脱落したという声も聞くけど、さすがにメフィスト賞ですよ。ずっとこのノリなだけじゃないですから。 以下はネタバレ。 序盤でしっかり文量取って二Eの仲の良さを描写してあるから、学年が上がったり卒業したりしていくクラスメイトと、時間が止まったままの山田君との対比が切なくて、でも妙にリアルで、だから悲しくて……。 その取り残されていく山田君をずっと大切に思っている和久津君のストイック過ぎる頑張りと、二人が友達になるきっかけが次第に明かされていく後半は、軽い文体に反して心がギュッとなる。 教室という空間の息苦しさに自分も覚えがあって、山田君にも和久津君にも共感してしまう。 和久津君が再び学校に戻ってきて、また話ができるようになっても、お互いにお互いがコイツだけ(山田君は状況的に、和久津君は精神的に)だという状況でも、お互いの立場や気持ちが想像できていなくて、微妙にすれ違っているのも辛い。(特に山田君側からしたら、頑張ってるのは解るけどあまりにもだよ……) 一目惚れみたいな出会いからずっと一緒にいられたらと願った相手を一度失って、奇跡的にまた戻ってきたんだから二度と手放したくないと思ってしまうのは仕方ない。 そうなると、もう友情とはいえなくて、エゴだし、執着でしかないけれど、それでも、自分を救ってくれた相手を救いたいから手放す決意をしたのは、偉いし凄い。 その描写の熱量に読者の瞼も熱くなる。 死の真相を最初から知っていたことや、今までの行動が繋がる部分は、ミステリ的なオチとしても満足。(あの爆笑回の裏でそんなことを……) メフィスト賞は必ずしもミステリである必要は無いとはいえ、そこは期待してしまうので。 ラストがタイトル回収的なのも好み。 サクッと終わるので、余韻がエグいというか感情の行き場に困るw 後日談は知りたいという気持ちと、この余韻がこの作品らしさ、という気持ちの両方あるので、他のメディアミックスがあるならどうなるのか期待。 2周目を読むと、冒頭のインタビュー(?)が、どれが誰のコメントなのか解るのも味わい深い。 そして、Audibleで気づいたけれど、mephisto版と単行本で微妙にコメントの順番変わっていたり、特に和久津君と思しきコメントが違っていて、単行本版での動揺でぐしゃぐしゃのコメントの中身はこう言いたかったんだなってmephisto読み返すと解るし、結末読んで二人の関係性知った後だから胸に刺さる。 けど、単行本で修正された方の、このぐしゃぐしゃのコメントしかできないのが嗚咽まみれで答えている感じがして良い。 生かされてきたんだよね。一緒に生きたかったよね……。 あと、本当Audibleで再読して良かった!! 前半めちゃくちゃ面白かったし、後半は紙で読んだ時には堪えた涙が決壊しました。 朗読の方、お疲れ様でした!
- sazana@underthesea2025年6月25日読み終わった周りと同じ速度で、同じ時間を過ごすことって思ったより大事なのかもしれない 死ぬのは怖いけど、そのための老いでありその結果だと考えれば受け入れられる気がした
- おでんち@odenchi2025年6月2日読み終わった男子校ノリ最高!!な序盤から、みんなが進級し、卒業し、取り残される山田 そこに残るのは、将来の夢だった弁護士の道を諦めてまで寄り添おうとする唯一無二の親友 友達っていいな しかし山田!こんな最高な友達がいるのに気軽に死んじゃダメだろ!
- さんぽ@hitorigoto_06312025年5月31日読み終わったタイトルに惹かれて購入。読み進めるうちに時間が進みだんだん山田について分かっていく。最後は終着した感じだけど色々考えさせられるのもあって何とも言えない気持ちになる。
- にわか読書家@niwakadokushoka2025年5月25日読み終わった@ 自宅TSUTAYA中万々店で目を惹かれて買っておいたもの。 何を書いてもネタバレになりそうなので書けないが、 「山田!」「山田~!!!」 だった。
- 水元琴美 こつ@cotsu_ghn_book2025年5月14日読んでる第二話まで。昼の男子高の賑やかさや軽薄さと、夜の教室の静けさのギャップが、人間の営みを感じさせられて胸に来る。ほとんどが会話なのに、情景がくっきりと目に浮かぶ。実写で立ち上がった時に、「こんなシーンになるんだろうな」を超えてくれたらいいな。 ルビの振り方が独特で気になっている。(意図があるのかとか)
- kasu.@11uyksm2025年5月11日読み終わったオーディブル本屋大賞ノミネート作品。こちらもオーディブルで。 死んだはずの山田の声が教室のスピーカーから聞こえてくるお話。 合言葉のセンス、普通に会話してるクラスのみんな、男子校のノリ、下ネタにクスリ。 山田の誕生日を祝うお話では、オーディブルで聞くとかなりインパクトのあるシーンになってしまうけど、山田の立場を一番味わえるシーンでもあった😂 クラスの仲の良さにほっこりするけれど、段々と切なくなってくるのもこちらの作品の良さ。 ラスト、物足りなさを感じたけど“物足りない余韻”がまた絶妙。
- アーク@ark_t2132025年4月10日読み終わった高校時代の休み時間や放課後って楽しかったなと懐かしさを感じたり、卒業してからの疎遠になる感じも共感した。みんな次のステージに上がっていくのに、自分だけ男子高校生で時が止まって孤独な状態は想像以上に残酷そう。前半はただただ面白く読めて、後半は死んだ山田の真相も明らかになって読了感も良かった。
- との@tono2025年4月4日読み終わったタイトルだけの印象で、勝手にクラス内で犯人探しをするシリアスな話だと思っていたが、バカバカしい話をしまくる男子高校生たちの話で、いい意味で裏切られた。そしてバカバカしい話をするだけじゃないところがとても良かった。
- ふくとみー@fukutommie_books2025年4月3日読み終わったaudibleくだらなくておバカな男子高校生達の軽妙なトークが楽しいwみんなキャラ濃い。 ...だけではない。後半の展開に聴き入ってしまった。そうだよね、そうなるよね。。からの、「マジかよ」なラスト。 ナレーターの演じ分けがすごい! 公式サイトも必見。
- なゆちか@loversdragon2025年3月28日読み終わった放課後の部活部男子達のしょうもないアホ話に付き合ってた頃を思い出す。 最初はそんな感じで、そのまま笑いと涙とでハートウォーミングな感じで終わるのかと思いきや、後半は中々シリアスな展開に驚く。 「生」を終わらせるって事はそう簡単にはいかないものだ。 あの頃特有のストレートな残酷さや優しや切なさってあるよな。
- 草大福@yadokari152025年3月25日読み終わったなんじゃこりゃと思いながら読み始めたのに、この話は一体どこに着地するんだと思ってどんどん読んだらあっという間に読み終わってしまった。 クライマックスみたいなシーンなのに、本の厚み的にまだ半分残ってますけど!?ってなった。その後もう一回なった。 面白かったし、最後まで綺麗に、でもみたことない終わり方をして良かったのだけど、何かがしっくりこない。山田に全然共感出来なかったからかな。コミュニケーションを変えたら自分の評価が変わってむなしくなったと言っていたけれど、次はこうやってみようって、コミュニケーションの取り方を自分が思った通りに変えられるって、すごい能力だよ。 印象に残ったのはマリーアントワネットのくだり。誰かが言った何気ない一言に人生を救われる、って結構あるよね。願わくば私の言葉も誰かの救いになっていることがあれば嬉しいが。(逆もまた然り、だからなぁ)
- あみーご@ami_gogogo_book2025年3月12日読み終わった山田読み終わっちゃったぜ… 良かった… 映画…もしくはドラマ化を… そのまま菅生くんで…お願いします… なんならオールナイトニッポンコラボしてください チャッチャララチャッチャラ… 何はともあれ和久津ーーーーーーーーー!
- 山田志穗@yamadashiho_2025年3月9日読み終わった読み終えたばかりの今とても寂しい。終わりはちゃんとあるしスッキリする結末でもあるし、でも、寂しいなあ。だから山田は死んでも死ななかったんだなあ。
- インテルメッツォとカプリチオ@kaoriiiyama12032025年3月7日爆笑8割シリアス2割(割合は体感w)最後の数ページで落涙。個人的本屋大賞はこちらに!単行本についてきたシールの男子たちがアホ可愛かったです😆
- 水@mi1234562025年2月28日何で最近まで読んでなかったのかと後悔した作品! 僕が感じてきた事と主人公の山田が感じた事とがリンクして胸に穴を穿たれた気分になった あんなポップで下品な作品なのに、最後にあれはないよ...っていい意味で期待を裏切られた
- 夏しい子@natusiiko2025年2月24日読み終わった最初は吹き出すほどに笑える話だったのに 人ってそんなにも薄情で薄っぺらなんだな。 でも確かに。そうだわ、私知ってたわ。 いつの間にかフェードアウトしていく友人だったはずの人たち。 そういう世の中や人間の付き合いの薄さを思い出した作品だった。
- はぐらうり@hagurauri-books2025年2月21日読み終わったメフィスト賞であり山中賞、さらに本屋大賞ノミネート。レビューもたくさんあり人気。自分も男子校だったけどこんなノリが一般的とは知らなかった。恋愛要素は少ないけれど、日常系(死んでるけど)ラノベに近い感じで読みやすかった。
- ばななむーん@bananas_moon941900年1月1日読み終わったすごい自分に相性の良かった本🤍🤍 山田以上に注目して欲しいのは和久津というクラスメイト。 この本で流した涙のほとんどは和久津のせい