
けい
@kei-note
2025年3月23日

読んでる
『小説の面白さ』
“小説と云うものは、本来、女子供の読むもので、いわゆる利口な大人が目の色を変えて読み、しかもその読後感を卓を叩いて論じ合うと云うような性質のものではないのであります。”
小説書く人が小説読む人を小馬鹿にする話
『田舎者』
なぜこの短い文を書いて残したのか…
『「晩年」に就いて』
“私の小説を、読んだところで、あなたの生活が、ちっとも楽になりません。ちっとも偉くなりません。なんにもなりません。だから、私は、あまり、おすすめできません。”
“こんど、ひとつ、ただ、わけもなく面白い長篇小説を書いてあげましょうね。いまの小説、みな、面白くないでしょう?”
“美しさは、人から指定されて感じいるものではなくて、自分で、自分ひとりで、ふっと発見するものです。「晩年」の中から、あなたは、美しさを発見できるかどうか、それは、あなたの自由です。読者の黄金権です。”
短い文の中に皮肉や自慢めいたものがこれでもかと入ってる…
『新しい形の個人主義』
