ずんだき "続氷点(下)" 2026年6月2日

続氷点(下)
続氷点(下)
三浦綾子
✴︎人間は自分が正しいと思いたいと思っていること ✴︎人生に残るのは貰ったものではなく与えたものだということ ✴︎人にはそれぞれの生き方があり、誰かや何かを真似る必要はないこと ラストスパート、ページを捲る手が止まらなかった。 この物語の主人公は誰なんだろう。陽子を1つの軸に全ての登場人物の人生や価値観がそれぞれ描かれている。きっと読者の心境や状況によって、同じ人物に対しても考え方は違うんだろうな、と思う。 余計なことを言うなとムカつくこともあれば、言いたい気持ちは分かると同情することもあったし、正しいことを言っている(あるいは考えている)けれど、現実世界でそう思えるだろうかと疑念を抱くこともあった。 恩師から貰った全4巻、壮大な物語で人生のうちに出会えて良かったと思う。また年月をおいて、再読したときに私は何を感じ、考えるのか。
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