
キズ
@kotodama
2026年6月1日
三千円の使いかた
原田ひ香
読み終わった
──どうでもいい話をしながら、
本当に必要なことを先延ばしにしている。
夢について考えるのをやめていた。
日々の生活に追われて。
自分は何に追われていたのだろう。
働くことが人生の意味なんて考え始めたら、
誰だって虚しくなる。
どんな人生も絶対盤石なんて事はない。
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保護犬だけじゃなく、自分にも必要。
飼育できるような「家」。
健康的な「体」。
そしてもちろん「お金」。
全て保護犬を飼おうと飼うまいと必要なこと。
だからちゃんと責任を持つ。
スーパーに行くのは週に2回と決めているが、
籠の中の品物が合計いくらになるか、
いつも暗算している。
物の値段を見ずに計画なしに買った事は、
ここ何年もない。
大きなお金を使う事はほとんど最初から諦めている。
──そんな生活でいいんだろうか。
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青春とは人生の期間でなく、心の様相を言う。
お花は足がない。
辛くても苦しくてもそこにいるしかない。
植えたのは人の勝手な事情。
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「何か生み出すことが結果ですか。俺は俺自身が自分の中で高まったらそれでいいと思う。自分の納得する人生をおくれたら。」
「納得?いいわよ。この家で1人で納得してなさい。
人生は理不尽なもの。
でも理不尽なことがなかったら何のための節約なの?
経済なの?節約って生きていることを受け入れた上ですることよ。費用対効果なんてないってことを受け入れてからの節約なのよ。じゃなかったら私みたいな年寄りはもう死んだほうがいいってことよね。」
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ああいう家族なのだと思った。
──ちゃんと自分の仕事をしていて、
暴力を振るわず、賭け事や深酒もしないなら
それで充分なのかもしれない。
結局、自分次第。
自分の人生の責任を取るのは、自分。
どんなに親が頑張っても自分の人生を代わりすることはできない。
人生の全ては経験でチャンス。
他人のことを期待するんじゃなくて、
私はこれをどうするか。
納得できる方法を考えていくしかない。
自体は変わらないのだから
自分を納得させるしかない。
人生にはどうにもならないことがたくさんある。
お金や節約は人が幸せになるためのもの。
それが目的になったらいけない。


