
Taka
@pypy_05
2025年3月23日

反橋・しぐれ・たまゆら
川端康成,
竹西寛子
〈住吉三部作〉とのことで、大阪旅行ついでにと思って読んだ本だったけど、新感覚の読書体験になった。
正直、どんな話として受け止めればいいかよく分からなかった。だけど、読み終わってから波紋のように、この作品のイメージとか雰囲気がじぶんの中に広がっていくのを感じた。古典文学とか能とか、そういう古い作品を読んだ時と近いかも。
こういう読後感を肌身で感じられるっていうのはすごくいいな。それぞれとても短い作品だから、またしばらくしたら読み返してみたい。
