
Michika
@0610shun
2026年6月3日
ノスタルジア
島本理生
読み終わった
“愛”を定義する場面があって、
「一瞬の点滅のような、常に失われていく、ノスタルジアみたいなもの」と表現されていたのが心に残った。
愛は他者とつながる渇望と持続を求める関係であると感じていたけど、
愛とは「関係」そのものではなくて、
一瞬一瞬の「感覚」であって、
自分の内側で消費される感情なのかな。
このような感情は文学でしか表現できないものだとしばらく余韻が残った。
理性を持って読むと受け入れ難いけど、
感性を持って読むと深く味わえる。
物語全体を通して儚げで
ぼんやりしていたら消えてしまいそうな場面の連続だった。
繊細な感情の揺れを見逃したくなくて、
一文一文丁寧に読んだ。









