
まろ
@maro
2026年6月3日
結婚式のメンバー
カーソン・マッカラーズ,
村上春樹
読み終わった
図書館本
緑色をした気の触れた夏のできごとで、という書き始めからもう最高。
時間軸でみればほんの数日の出来事だけど、その1日を境に主人公の少女が違う存在になっていくのがわかる。
他者とつながりたい、自分の本当の居場所は別にある、今の自分ではない誰かになりたいetc…、そうした少女の痛々しいけど切実な焦燥感が瑞々しく描かれている。
こんなに燃えるように切望するのは思春期特有かもしれないけど、解説にあるように、人はこうした気持ちをずっと心のどこかに持ち続けているのだろうな。
孤独と憧れを苦しく、そして優しく描いた傑作。

