
菜穂
@mblaq_0825
2026年5月21日
七緒のために
島本理生
読み終わった
本のある暮らし
積読家
思春期の少女たちの友情を描いた二篇が収録されています。島本さんは人の心の奥底にある傷や痛みを、本当に繊細に描く作家だなと改めて感じました。
読んでいるうちに、三十歳頃に深く関わったある女性のことを思い出しました。苦しい関係だったはずなのに、今でもふと気になり、幸せを願っている自分がいます。
恋愛とはまた違う難しさを持つ友情。けれど、その不器用で熱かった感情もまた人生の大切な一部だったのだと思いました。
忘れていた感情を静かに呼び起こしてくれる一冊です。



