
aymr
@quasciAYMR
2026年6月4日
星を継ぐもの【新版】
ジェイムズ・P・ホーガン,
池央耿
読み終わった
ラストのダンチェッカー大立ち回りでは、つい声がでるような勢いと今まで答えがなくてムズムズしていた部分をゴリゴリと回収する(ことのできる考え方)様が素晴らしかった。
ワクワクしてる間に終われたのは中盤の一つ一つを堅実に紐解く読書との緩急のせいか、はたまたダンチェッカーが月に来てからいい奴感が出てきて論理にハナから間違ってるだろというベクトル無く演説を読んだからか。
読んでいると主人公であるハントは特段すごいとかではなく周りの博士学者達に聴き込みをしているだけではあるのだが、それでも一つの論に決定付け過ぎずに俯瞰の目線でまとめていくのは、今こうなってますよという説明係の為なのが途中でわかり着いていけた。
この密度の内容を読んでいくのは骨が折れる気はするけれど、読み終わった後に誰かと語りたくなる内容なのは確かで、少し落ち着いた頃に続編を読みたい。
死体というトリックの一つがどんどんもう一人の主人公のように感じて、月でハントがチャーリーの洞穴に着いた時には感慨深くすらあった。
表と裏の主人公の邂逅感。
余計な言葉を書くのが難しい。とても面白かった。


