
阿雁燈
@sk88p
2026年6月4日

英米文学のわからない言葉
金原瑞人
読み終わった
タイトルのとおりの内容でとても面白かった。英語圏には知らないものがたくさんあるということを思い知らされる。プリンとプディングの項は力が入っていて最終的にはソーセージに辿り着くし、ペチカとストーブとオーブンの項では北原白秋の詩に出てくるペチカが満州のペチカを指していることが明らかになる(著者同様、北原白秋の詩だって、はっきりと覚えているわけではないのだが)。ローストチキンを焼き鳥と訳していた時代があるというのも驚いた。
村上春樹も何かのエッセイでアメリカの家で公道から車庫や母屋まで続く取り付け道路みたいなのをdriveというが、これはドライブとしか訳しようがないという旨のことを書いていたことを思い出して、その話も出てくるかな、著者と村上春樹はお友達だしと思っていたが、村上春樹とお友達の翻訳家で大学教授は柴田元幸さんで全然違った。



