芙蓉 "本なら売るほど 1" 2026年6月5日

芙蓉
@fu_rong_28
2026年6月5日
本なら売るほど 1
若い古本屋とお客さんと本にまつわる物語。 心温まる話から本好きにとってはギョッとするエピソードまで詰まった一冊。 本の流通寿命は意外に短い。 買うか迷っているうちにあっという間に版元品切れだの絶版だので新刊書店では見かけなくなる。 本屋にも図書館にも古本屋にも棚の面積には限りがあって無限に本を置けるわけじゃない。 自分が出会ってときめいた本は積極的に本棚へ迎えていきたい。 でももし私が何らかの理由で急に本を手放すことになったら私の本たちはどうなるんだろう。 p.33 「本読みの心理は複雑なのさ 心ない人に買われるくらいなら心ある人に捨てられたい」 これは初めて聞いた感覚で衝撃を受けたけど腑に落ちた。 そういえば子供の頃父親の仕事部屋に忍び込んで宮尾岳の漫画「並木通りアオバ自転車店」を読むのが好きだったのを思い出した。 自転車屋とお客さんと自転車にまつわる物語だった。 大人になってから接客業に苦い思いを持つようになったのに、それでも小売と客の話が好きなのかと自分に少し驚いた。
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