
けんたろ
@kentaro
2026年6月5日
ループ
鈴木光司
読み終わった
全然ホラーじゃなかった…。
ホラー小説読むつもりで読んだから、戸惑いました。
『らせん』で最悪の状態まで進んでたので、ここからどう繋げるのかを期待してたのですが、良い意味でも悪い意味でも、この手があったかと感心してしまいました。
でも、SF小説と認識してからは、しっかり楽しませてもらいました。これ最後に記載されている参考文献の数からも分かる通り、かなり科学的な知見が盛り込まれていて読み応えがありました。
主人公が苛まれていた視線の件、結局、現実もさらに上位の存在の仮想空間だよ、神という存在に見られてるんだよ、という意味と解釈したのですが、それで合ってるのかなぁ。この件が他の要素に絡んでなかったように思ったので、そういうことかなぁと解釈しました。
『リング』の続きの『らせん』を書いたときもそうだと思うのですが、今回の『らせん』の続きを書くって、相当大変だったのではないでしょうか。前2作ともよくできた話だったので。
なんでここまでして続編を作ったのかなぁ。『リング』シリーズを追いかけてる読者層ってほとんどがホラーを期待してたと思うんですよね。それをジャンルを変えてまで続けたのは、作者の意向?出版社の要望?どっちなんでしょう。個人的には出版社の要望なんじゃないかと思っています。勝手な想像ですが…。
とにかく、SF小説として楽しめましたし、最後の主人公の心情を考えると胸に来るものがありました。
これってさらに続編があるんですよね。
どうなっちゃうのでしょうか。ジャンルが変わるぐらいのことがありえるシリーズなので、俄然楽しみになってきました。続きも必ず読みます。



