あやさび "たべるたのしみ 改訂文庫版" 1900年1月1日

あやさび
あやさび
@ayasabi
1900年1月1日
たべるたのしみ 改訂文庫版
甲斐みのりさんは、文筆家で、好きなものについての本をたくさん出されています。 「それまで自分は、おいしいものを食べるのが好きだとばかり思っていた。ところがあるとき、ふと気がついた。私が好きなのはおいしくものを食べることだと。」p32 『たべるたのしみ』は、そんな甲斐さんによる、たべることにまつわるお話がたくさん綴られています。 ページをめくるたび、どことなく甘い香りがしてくるような気がしました。 最初のお話がジャムパンだったせいか、わたしはジャムパンの甘い香りを思い浮かべました。 「私にとって食べることは、生きることだ。」 そう書いてあるほど、甲斐さんの食べる思い出は、人生と濃厚に繋がっています。 そこまで、食べることについて思ったことがあっただろうか。 読みながら、わたしの中の食べる思い出も少しずつ掘り起こされていくようでした。 甲斐さんの食べることへの愛情に触れると、ただ食べるだけではない、おいしく楽しく食べることを教わります。 食べる思い出は人生の終わりまで続いていきます。たくさんのお話を読みながら、わたし自身の「たべるたのしみ」も、わくわくしながら感じていこうと思います。
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