うさみ "自分の小さな「箱」から脱出す..." 2026年6月5日

うさみ
うさみ
@usami
2026年6月5日
自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分の小さな「箱」から脱出する方法
アービンジャー・インスティチュート,
冨永星
・無能な人の扱いに苦労している、子供が言うことを聞かない、人間関係が上手くいかない、他人と衝突ばかり起きる、そんな人に読んでほしい本 ・他者との関わり方について説く自己啓発本。SNSで紹介されていて気になったけど、実際に図書館で借りてみたら分厚いし、監修者の前書きも難しそう。目次の項目もキツそうな言葉が並んでいて、「読み終わらないかも」と思った。 しかし読み進めたら物語調で書かれていて、驚くほどするする読めた。続きが気になるので一気に読んでしまい、ほとんど一日で読了した。他人との関わり方に問題のある主人公が、上司にそれを指摘されて、怒りを感じ、時に混乱しながらも、自分の課題に向き合い始める話だった。 ・この本では、他者との関わり方に問題がある状態を「箱に入っている」と表現する。自分が他人のためにしてあげるべきだと思ったことに背いた時、人はそれをしなかった理由を正当化してしまうらしい。 本書の主人公はエリートだけど周りへの当たりが強い、典型的な嫌な奴として描かれていた。主人公は周りの人間を無能で失礼なやつだと、足手まといのように考えていた。 私は過去、他人との関わり方に苦労したことはあるけど、最近はそれほどで、必要に迫られて読んだわけではなかった。だから、読み始めた時は主人公の問題を自分に関係のある話と思っていなかった。 しかし、例に挙げられた「箱に入っている」状態には、心当たりがあった。例えば人の名前を覚えていないとか。職場の人数が倍以上になってから、関わりのない人のことは覚えようともしなくなった。これは本書に言わせると、人を物として扱っている状態らしい。 「自分が他人のためにしてあげるべきだと思ったことに背いた時、人はそれをしなかった理由を正当化する」というのにも心当たりがあった。目の前の人が紙切れを落とした時、声をかけようか悩んでやめて、「落としたのではなくポイ捨てかも」「声をかけて嫌な顔をされたら傷つくし」と考えた。 話を読みながら、人生で上手くいかなかったコミニュケーションの数々を思い出していた。私は本当にこの主人公と全く違うのか、この本のターゲット層と無関係なのか、と考えると自信がなくなった。 ・箱に入っていると、どんな不幸が自他共に起こるのか。箱から出るためにするべきことは何か。どうすればずっと箱の外にいられるのか。同じように不安がある人は、ぜひ本書を読んでほしい。 私もまだ習得できたとは思えない。もう一度読み返して、箱の外にいる努力をしたいと感じた。
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