曖昧模糊 "まとまらない言葉を生きる" 2025年3月23日

まとまらない言葉を生きる
障害者運動家などの非抑圧者の表現を研究している荒井裕樹さんによる言葉にまつわるエッセイ。 「言葉が壊されてきた」ことに警鐘を鳴らし、それについて考え、抗う一冊。荒井さんが関わった人や読んだ本の中の言葉など、いろいろな人の言葉から、言葉が持つ尊厳や力を見つめ直す。 何年先もずっと大切に読みたい。 何かはわからないけど、大事なものが自分から抜け落ちている気がする時に開くようにしている(それは大体疲れて余裕がないとき)。 第四話 「負の感情」の処理費用 p67 田中美津さんの言葉や 第九話 ムードに消される声 p128 内田みどりさんの言葉は何度も本を開いて繰り返し読んで心に刻んでいる。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved