
友録
@tomoroku
2026年6月5日

汝、星のごとく
Audible Studios,
凪良ゆう,
志村倫生,
柚木尚子
読み終わった
読み終わって最初に思ったのは、「これは数日引きずるな」ということだった。
暁海と櫂の恋愛は“不器用”と言われるけれど、読後に残ったのは「器用な恋愛って何なんやろ?」という疑問だった。
違う考えを持つ相手だから惹かれるし、だからこそ葛藤も生まれる。本当に誰かを好きになればなるほど、少なからずボロボロになる部分もあるのかもしれない。不器用な恋愛というより、「人を好きになるって何なんやろ」と考えさせられた。
一方で、寂しさから他人に救いを求めたり、本命を思いながら別の相手と関係を持ったりする感覚には最後まで共感できなかった。これは自分の恋愛経験の少なさなのか、それとも価値観の違いなのか、少し考えさせられた。
読んでいて辛い場面も多かったが、その辛さも含めて強く心に残る作品だった。読後に残ったのは、恋愛の正解ではなく、
「人を好きになるとはどういうことなのか」
という答えの出ない問いだった。
