
きなこ
@kinako2025
2026年6月5日
大邱の夜、ソウルの夜
ソンアラム,
ソン・アラム,
吉良佳奈江,
町山広美
読み終わった
考えさせられる
韓国文学
ずっと読みたかった韓国のコミック。ひょんなことから手に入って読む、一気に。予想以上に良かった。
コンジュとパッコンという2人の女性のシスターフッド、母娘の関係、職場の男たちのセクハラとパワハラ。どれもまるで日本に住む私の物語のようにリアルだ。
こんな未来を夢見ていたわけじゃない。でも社会や家族の「女はこうあるべき」という考え方に流されてしまう。よくあること。抗っているのに、抵抗する女が夢や希望を掴んだ指を一本一本ゆっくりと剥がしていく世間。「それは理想だけど贅沢だ、女のくせに」と、女性に我慢を強いる。
リアルすぎて読んでいて辛い。それでも生きていっているコンジュとパッコンを見守ることしかできない。
ただ現実の韓国社会を見ていて希望を感じるのは、韓国には女性の党があるということ。コンジュやパッコンのような経験を経てきたリアルの女性たちが作る女性の党が紡ぐ物語が、この『大邱の夜、ソウルの夜』の続編のような気がしてきた。


