
ひだまり
@miiiiizsa
2026年6月5日

多類婚姻譚
凪良ゆう
読み終わった
凪良ゆうには珍しく、世界観にどっぷり浸かるというよりは解像度が高く、現実世界に居ながら誰か友達の話を聞いている感覚。
以下ネタバレ
1作目では主人公のお母さんのコメントが現代社会への警鐘だと感じた。物語を通して伝えたいキラーメッセージかな。余裕がないと周りが見れなくなるよね。
2作目は適齢期女子なら誰でも悩む問題。この歳になると好きになって結婚することの難しさを感じる。ここら辺りから、登場人物の解像度が高すぎるなと気づく。
特に4作目の彼女は私そっくり。改めて何かに一生懸命になると私は人を傷つける人だったと思い出す。言い訳だけど、私が頑張らなくなった理由がまさにこれだった。朱里の頑張ってる人特有の視野の狭さは1作目の主人公とも共通する。
そして5作目で自分が見えている世界の狭さとその世界の枠から出ないとこの問題は解決しないと気づく。私も傷つきたくないからその世界にいるのだけれども、その世界を飛び出さないと幸せは掴めない。

