多類婚姻譚

127件の記録
- レイ@reinu_06082026年7月10日読み終わった2026年20冊目。同性婚、婚活、不妊離婚、ジェンダー問題、愛人関係等、いろいろな愛の形と社会を提示した連作短編集。どの出来事もリアルで、自分のことを書かれているみたいで苦しい(自分を客観的にみてるようで)所もありつつ、価値観を考えさせられた。1話目の母親の大人の気遣いについての言葉が印象的。

かにみそ@kanimiso2026年7月9日読み終わったゆるく繋がった5つの短編からなる作品。 一つひとつのお話に激しすぎない起承転結があってイラッとしたりスカッとしたり、どれも楽しめた。 自分は既婚で子持ち、仕事も家庭も円満という属性だけれど、女性の権利ばかり主張するような人間が一番嫌いで、『Position Talk』の朱里がめちゃくちゃ苦手だった。 おそらく凪良さんも解って書いているのだろう。それに気づいてやられたな〜と思うなどした。
あいさん¦Office TUNING!@ai_manato_skr2026年7月6日読んでる「お母さんたち、今までなにも知らなくて、わからなくて、ごめんなさい。わたしたちのことは馬鹿だって怒っていいし責めていい。でもね、それでも、昨日みたいに、もういいやって簡単にわたしたちを切り捨てていかないで。置き去りにしないで」 凪良ゆう『多類婚姻譚』62ページ 「Thank you for your understanding」 マイノリティ故に「どうせ分かってもらえないだろう」と諦めてしまうときもある けれど、諦められてしまう側になってしまった主人公の母の嘆きが痛烈だった マジョリティだから知る機会もなかった 知らない間に加害者側に立たされてしまった けれどこの主人公の母は「分からなくてごめんなさい」と「置き去りにしないで」の両方をちゃんと言葉にして伝える 「分かろうとしたい」を言える強さを私は愛だと思った




ゆなこ@yunaco2026年7月4日読み終わった既に喰らっている自分がいる 性差なくしましょうって考える世の中だけど 現実問題そんなひと言で片付けられるのか 一人ひとりの言動にグサグサきて 一部の人物には「この女…」とイライラさせられたり 最後のお話ですっきりできてよかったですわ





みー@mi_no_novel2026年6月28日読み終わった@ 自宅直木賞候補作。 前作に続き、素敵な装丁に心を惹かれて購入🌿 ちょうど私のライフステージと重なる部分が多くて、良かった。 人には人の「結婚」の形があり、幸せの形がある。 周りと比べることをせずに、自分だけの幸せを追求していくことが大切だと改めて気付かされた。 私自身も、最近自分と周りのライフステージの差を感じてしまうことが多かったけれど、この小説に出てくる主人公たちのように自分らしく生きたいと思った🌼 「Thank you for your understanding」 家族の期待に応え、ついに恋人と帰省する決意を固めた華。 「Beautiful Dreamer」 結婚したい。ありふれた夢のはずなのに、東京ではこんなにも遠い。 「小鳥たち」 離婚して、実家の書店を継いだ一葉。そこに偶然、初恋の人がやって来て──。 「Position Talk」 入籍を目前にした男女。性差を越え、個としてわかり合える日は来るのか。 「C'est la vie」 仕事も恋も、魂を分けあった二人。だが、夢のような時間にはいつか終わりが来る。 p111 そういえば、この入浴剤は産休を取っている社員さんからの挨拶品だった。それとは別に部署全体に「産休をいただきます』という妊婦のイラストが描かれた産休クッキーも配られた。休む理由はみんなわかっているのに産休産休ってこれみよがしになんなの、と女性の社員さんがあとで給湯室で泣き出して大変だったそうだ。普段は穏やかな人なので驚いたけれど、もうずいぶんと長い間、不妊治療をしているとあとでわかった。あのときうっすらと寒気がした。結婚しても勝負は終わらない。わたしたちは、一体あといくつハードルを飛び越えなければならないのか。 p193 「うん。新婚旅行くらいはお互いにのんびりしよう」 「結婚っていろいろ考えること多いよね」 朱里の言うとおりだった。式は省けても住むところは省けない。新居は会社に近いマンションを借り、時機を見てマイホームを買う。子供の教育を考えると都内一択。五十歳までに返済を終えたいのでペアローンを組み、並行して妊活し、出産後朱里は迅速に仕事復帰をする。育児は親にも積極的に頼る予定だ。都内に実家がある朱里の母親に今からお願いをしている。ぼくのほうは実家が山梨で、母親はすでに他界して父と姉のみなので頼りにはできない。 ありふれた人生設計だと思う。けれどそのありふれた人生を外れずに生きていくことの困難さといったらどうだろう。互いにフルタイムで働き、子供を作り、高騰するばかりの都内にマイホームを買い、肩じられないほど高額な塾に子供を通わせて受験をさせ、自身のキャリアも積み上げ、住宅ローンと教育費を払い終えたあと、やっと自分たちの老後資金作りに本腰を入れる。そのころにはあと数年で定年退職の年齢に──。 なっていれば大成功だろうな。 長い人生、大病をすることもあるだろう。どちらかが働けなくなればマイホームのローン返済計画も破綻する。子供は優秀であってほしいが健康であればそれでいい、などと考えていても、そもそも子供ができるかどうかわからない。できなければそれでも構わないが、人生百年と言われる今の時代、残りの数十年間、子供というかすがいなしで愛情だけを頼りに一度も別の誰かに心惹かれずにいられるものだろうか。事と次第によっては離婚もありうるし、そのときはマイホームを売って財産を分けることになるだろう。収入の多くを費やしたマイホームを売るとき、なんのためにがんばってきたのかと虚しくなりはしないか。さらに夫婦が内務でも親の介護問題が出てくる。結婚はエンジンが二馬力になると同時に、トラブルも倍に増えるシステムだ。考えるほどに疑問が浮かぶ。



- ニケ@lxqn002026年6月27日読み終わった難しい。この世の中は難しい。男と女というその性別の違いが、この世の中を難しくさせているし、豊かにさせている、と思う。 まず思ったのは、人それぞれの恋愛の形があっていいということ。これは本当にそうで、何が正解とか間違いとかはなくて、ただ、理解しなければいけない人達の気持ちも痛いほど伝わってきたので、1章は少し辛かった。 結婚ってなんだろうと考えさせられる作品。 今は結婚しない人達が増えているけど「結婚したい」と思うことの何がダメなんだろう? 女性はキャリアや妊娠、出産、子育てなど、年齢とともに厳しくなっていくものがあるのは事実だから、「自分に結婚する気がないけど、その気がある子の時間を奪ってしまう」のはなんだか避けて欲しいなやとは思う。男性はタイミングを選べるかもしれないけど、女性は選べないのだ。結婚したいのに断られたらそうですか、じゃあ無理ですねとなるしかない。好きでも。 ただ、だからといって男性がどーのこーの、と一括りにして話すのも良くないのである。まとめる前に個人を尊重しなければならない。 そして、女性は強くあれはあるほど上手く生きれるのかもしれない。 総評として「おもしろかった」の一言ではまとめられないくらい、考えさせられる作品でした。


おかか@okaka8132026年6月21日読み終わった色々と考えさせられる話でした。 改めて考えると結婚って不思議。幸せになるためにするものであるのに苦しい時もあるし、うまく言葉にできないけど難しいなあと。まだ社会人になって数年の私ですが、今後他者と生きる共生社会の中で、自分が満足のいく生活を送るためには、家族、恋人、友人、同僚、仕事、、、何に寄りかかって生きていけばいいんだろうと改めて考えさせられました。



- さんりお@Watermelon20262026年6月18日読み終わったどのエピソードも読んでると、自分の胸にも薄いナイフがスッと差し込まれるような痛みがあって、東京で大人として(主に女性として)サバイブしていくことの大変さに共感する部分が多かった。でもそんな主人公を励ましてくれるのが、成城石井のデリや揚げたてのエビの天ぷらやシャンパンで、作中に出てくる魅力的なお料理の数々も印象的だった。あっという間に読み終え、人生って自分の手に負えないこともたくさんあるけど、でもそれでも乗り越えられないことはないよね、受けて立とう、そして出来うる限りそれらを楽しもう、とポジティブな気持ちになれた。出会えてよかった一冊。



旅するかたつむり@s130r672026年6月15日買った読み終わった生き方が多様化した分、周囲の価値観の中で悩み苦しんで、無傷で生きるのはとても難しい。 言葉では説明し尽くせないそういった苦しみへの理解が物語を通して伝わってきました。 読了後、他人の価値観の中で雁字搦めになっている自分に気づき、もう少し呼吸を楽にしてみようかと思えました。 個人的には、『C’est la vie』が好きでした。 人生はままならないこそ、自分が好きなように人生を謳歌しようというメッセージを受け取りました。

中年親父(47歳)@book_042026年6月12日買った読み始めた@ アマゾンジャパン合同会社一話目で色々考えさせられた。残りも大切に読もう →まだ途中だけれど、今の自分に当てはまりすぎて泣きそう。凪良さん、良すぎる。


- 仲村@akcys992026年6月9日読み終わった凪良ゆうさんの文章は本当に読みやすい。 独立しつつも繋がりのある短編集で、それぞれが違ったテーマで考えさせられます。 結婚はもとより人間関係のいかに複雑なことか。




名波ともあ@nanami_tomoa2026年6月7日読み終わった様々な形の婚姻をテーマにした連作短編集 セクシャリティ、ジェンダー、世代間。人の数だけ価値観の違いがある。どれがいいとか悪いとか、誰になら共感できるとか、誰とも共感できないからひとりを選ぶとか、考えを張り巡らす経験は多くの人にしてほしい。

ひだまり@miiiiizsa2026年6月5日読み終わった凪良ゆうには珍しく、世界観にどっぷり浸かるというよりは解像度が高く、現実世界に居ながら誰か友達の話を聞いている感覚。 以下ネタバレ 1作目では主人公のお母さんのコメントが現代社会への警鐘だと感じた。物語を通して伝えたいキラーメッセージかな。余裕がないと周りが見れなくなるよね。 2作目は適齢期女子なら誰でも悩む問題。この歳になると好きになって結婚することの難しさを感じる。ここら辺りから、登場人物の解像度が高すぎるなと気づく。 特に4作目の彼女は私そっくり。改めて何かに一生懸命になると私は人を傷つける人だったと思い出す。言い訳だけど、私が頑張らなくなった理由がまさにこれだった。朱里の頑張ってる人特有の視野の狭さは1作目の主人公とも共通する。 そして5作目で自分が見えている世界の狭さとその世界の枠から出ないとこの問題は解決しないと気づく。私も傷つきたくないからその世界にいるのだけれども、その世界を飛び出さないと幸せは掴めない。

人工芝@_k55y2026年5月30日買った新刊入荷読むのが楽しみ楽しみにしていた新刊。 装丁も美しく、手に取るだけで気持ちが高まる。 まだ読んではいないが、多様性の時代における現代の結婚について描かれているとのことで、読むのが今から楽しみだ。 それにしても、本高くなったなぁ。


























































































