いちのべ "布団の中から蜂起せよ: アナ..." 2026年6月5日

いちのべ
いちのべ
@ichinobe3
2026年6月5日
布団の中から蜂起せよ: アナーカ・フェミニズムのための断章
読了! 前々から話題になっている本だったので、数ヶ月前に図書館で借りた……が、読めないまま返却日が来てしまう。最近になって、ポリタスTVの「ニュースめった刺し」を観るようになり、おふたりの「めった刺し」っぷりに慰められたり励まされたり一緒に怒ったりするうち、「高島鈴さんってあの本の著者か!」と気づき、「戦争させない0529」でのスピーチにも胸を打たれ、購入した。 高島さんの文章は、その内にある熱量によって、「読みたい」欲望に薪をくべられて、どんどん読めてしまう感覚があった。もっと高島さんの書くものを読みたくなる、中毒性めいたものも感じた。 > 言葉による扇動は基本的に暴力であり、もっと言えば悪だ。「マシ」なアジテーションはあっても「良い」アジテーションは存在しないと思う。それを理解していてなぜアジテーションを続けるのかと言えば、人間の生を冒涜・蹂躙する仕組みに加担するアジテーションが幅を利かせているこの社会では、人間の生をあらゆる形で擁護し、生を脅迫する構造を破壊するためのアジテーションが抵抗手段として浮上するからである。(p253) それは多くの文章が「アジテーション」として書かれていることにも拠るのかもしれない。今の自分は基本的に「生」へ向かう気持ちに満ちているため、その文章を「暴力」とは感じず、心地よいのかもしれない。 一番印象的だったエピソードは「パーソナル・ヒストリー」で、追記の最後の一文があまりにも平熱でうつくしい。
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