
彩
@aya_toto
2026年6月5日
米原万里 新装版
河出書房新社編集部
読み終わった
米原万里は、読み手としてとても信頼している作家のひとり。
書評本が有名だけど、ご本人の書いたエッセイも、一冊しかない小説もすごく面白くて大好き。
没後二十年を記念したブック本なので、ゆかりのあった翻訳家やロシア文学者とかが寄稿しているんだけど、
全体的に女性の書いたものは、万里のユーモラスなところとか、下ネタとか毒舌とかに触れつつ、彼女を愛情深くて懐の大きくでも繊細な人、というとても魅力的な人物描写をしているのに、
男性のロシア文学者とかの文章は、どこか小物感が漂っていて、何となく腰が引けてるというか、多分米原さんには相手にされず、本質的なお付き合いはできなかったんじゃないかな〜という感じの文章。
米原さん自身、男嫌いというか、自分に釣り合う男性になかなか出会えず(外交官だった佐藤優さんとの友情は有名だけど)、
という環境だったんじゃないかな、とも思う。
そのくせ、周りの女性には面倒見がよくて、魅力的で、情に脆い、憎めなくて、本当に亡くなっても話したくなるような、素敵なひとだったんじゃないかな〜と思う。、



