
渡辺洋介
@yskw0514
2025年3月23日

歩く マジで人生が変わる習慣
池田光史
読み終わった
「歩く」ブーム到来?
実際、運動の中では最も手っ取り早く、そして足への負担も走ることに比べて軽い。
そこまで追い込むこともないので長続きしやすく、疲れたら休むことも容易だ。
走っているとなんだか歩くことが負けもしくは格好悪い的なマインド的とも無縁
といいことづくめなんだけどなと常々考えてはいたのだけれど
本書ではロジカルに「歩く」ことの良さを伝えている。
いや、そんな意識高くなくても良いかもただ感じる風とか季節の移り変わりが心地よく
体感できるぐらいでも全然OKだと自分は思う。
[Step3 街のこと 都市化という人体実験]
歩くことから見えてくる都市論というべきかアメリカ国内の「歩ける街」ランキングの
偏りが興味深い。もちろん上位都市は身も蓋もないbluestateだ。
[Step5靴のこと 履き物というテクノロジー]
「ベアフットシューズブームはなぜ終わったか?」
確かにあったベアフットシューズブーム 自身興味があったけどいつの間にか
消えてしまった。その理由はこうだ。
「実際にベアフットシューズを履いてみるとわかるが、ソールがかなり薄く、ダイレクトに歩行の衝撃が全身に伝わってくる。それでいきなり走ろうというものなら、現代人の足には耐えられず、膝を壊したり、全身でかばおうとして姿勢が悪くなったりしてしまう」p.232
やはりそうだったのかと納得した。
土や草ならともかくアスファルトに覆われた路面を薄いソールで走れば膝や足首にかかる衝撃は相当のものだろう。むしろ「歩く」ことに向いているのかもしれない
そして今日ではその教訓を生かし移行期的な自然な歩き方を身につけさせるリハビリとしてベアフットシューズよりややソールが厚くクッション性のあるシューズが登場している。
先日訪れたスポーツショップでニューバランスから「ミニマス」というシリーズが販売されており
履いてみたところフィット感と地面のグリップ感は良い感触だった。あとはクッション性がどうか?
長時間使用での足への負担はどうか?ということだろう。
踏み出せるのか新しい場所にと問いかけられている。

