

渡辺洋介
@yskw0514
専門書出版業/本の記憶と記録とメモ/港町在住/ふたり暮らし/1999〜2015パラエストラ東京所属/どうぞよろしくお願いします。
- 2025年10月2日
- 2025年10月1日
- 2025年9月30日
- 2025年9月29日
- 2025年9月24日
- 2025年9月22日
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- 2025年9月18日
- 2025年9月17日
- 2025年9月16日
- 2025年9月1日地方女子たちの選択上野千鶴子,山内マリコ,藤井聡子読み終わった富山に縁がある女性14人の語りを聞き取る本書、地方で女性が生きるとはこういうことなのかとまざまざと突きつけられる現実。 結局、誰か(女性)を犠牲にすることによってぬくぬくとポジョションをキープしていた 家父長制によって成り立っていた日本社会が可視化されたと言うべきか 2025年のベストと言っても良いだろう。 本書は富山の地方版元だけあって神奈川の書店では初回配本がほぼなかったのだがそれにしても県内の書店担当者さんにももう少し頑張ってアンテナを 張って仕入れてほしいところ 忙しいのは充分承知の上で 上野千鶴子・山内マリコ著であれば実績と需要があるのは間違いないし 目利きとそこに対する信頼感がネット書店に対する有効性の一つだとは思うのだけれど。 そして、あそこならあるだろうと南区の良心「本屋象の旅」に在庫確認をお願いすると 現在取り寄せ中とのこと、流石と思いながら入荷後購入した次第。 繰り返しになるが信頼感は大事だ。 18歳で富山を離れた山内マリコさんの諦念漂う望郷の思いがとても良かった。 「デビューしてからずっと小説に描いているのは、富山をモデルにした地方都市だ。 小説の中ではずっと、富山で暮らし、いまも富山で生きている。もしかしてわたし、帰りたいのかも。帰りたいけど、帰れないのかも。」P66 本書は繰り返し読む価値があるので今一度考えて読み込めればと思う次第。
- 2025年8月29日新装版 天使に見捨てられた夜桐野夏生読んでる通勤読書チーマーと呼ばれた若い連中は一時ほどはいないようだが(中略)皆一様に、日に焼けて髪を金茶色に染め、ネルシャツやTシャツを重ね着してだぶついた格好をしている。P101 わかった。そこの第一勧銀の横に停めるP102
- 2025年8月28日新装版 天使に見捨てられた夜桐野夏生読んでる通勤読書金色や真っ赤な髪をとさかのように逆立てたハードロッカー風の男たちが宗教家の男をこづき始めた。P32 このタイトルのつけかたは全共闘世代ですね。 P39
- 2025年8月27日
- 2025年8月26日新装版 顔に降りかかる雨桐野夏生読んでる通勤読書横に真新しいフロッピーが5枚セットになっているものが置いてあったが、封も切ってなかった。P108 私はテレホンカードを出し、三田に電話をした。P115 畜生。タカビーな女だな。くそっ P131
- 2025年8月25日ダークネス桐野夏生読み終わった前作「ダーク」から20余年、新聞広告で完結していたと思っていた「村野ミロ」シリーズ が、まさかの続編かつシリーズ最終章を確認した時の嬉しさと言ったら。 物語の持つ力はもちろんだけど20余年の歳月の重みというのが 大きいのだろう。 読み進めていく毎に遠い記憶の糸を手繰り寄せていく感じと変わらずの登場人物全員悪人的なろくでなさが最高だった。 「ダーク」は文庫化の時だっただろうか 当時の営業先である「東京ランダムウォーク赤坂店」の店長に 今回は全く救いがなく戸惑ったけど面白いよとお薦めされた記憶も蘇ってきた。 「水の眠り 灰の夢」の渋さが光った村野善三がまさかあんなことになるとは。 そして本作読後に改めて「村野ミロ」シリーズを本棚から発掘して 読み耽っている次第だ。
- 2025年8月25日新装版 顔に降りかかる雨桐野夏生読んでる通勤読書私たちは、時々CDを交換してはダビングしあっていた。P94 着ていたアニエスbの黒いブラウスのボタンがちぎれたP148 音楽はハウスからバネッサ・パラディに変わる P162
- 2025年8月22日
- 2025年8月21日
- 2025年8月20日
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