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渡辺洋介
渡辺洋介
渡辺洋介
@yskw0514
専門書出版業/本の記憶と記録とメモ/港町在住/ふたり暮らし/1999〜2015パラエストラ東京所属/どうぞよろしくお願いします。
  • 2025年7月8日
    砂糖の帝国
    砂糖の帝国
  • 2025年7月8日
    日本統治下の台湾
  • 2025年7月2日
    日本人拉致
    理不尽な状況においていかに生き抜くか 本書はそんなヒントを与えてくれる。 なんてことはない普段通りの生活の中、拉致により無理やり北朝鮮に連れてこられ その後24年間の長きにわたり自由を奪われた状態での生活を余儀なくされる 国家的な大義があればまだあきらめもつくだろう。 しかし著者によると実情は以下の通りだったというから全くやりきれない。 「拉致行為そのものはもちろん、拉致の目的、目的達成のためのプロセス、目的が適わなくなったときの対応のすべてが計画性のないものだった。」はじめに 権威主義体制の独裁者による思いつきの国家暴力に一個人としては なすすべもなく敗れてしまう。 そうはならないために過去を学び、隠された悪の兆候を注意深くつまみ、 声を上げることそれは多くの犠牲となった先人たちに対するせめてもの供養になると自分は思う。 「私たちの二十四年が、「帰りましょう」と言われて、「はい、帰ります」と言えるほど、 単純ものではないことをどうして理解してくれないのかという思いだった。」P191 生きることの重さが突き刺さる一文だった。
  • 2025年7月2日
    縮む韓国
    縮む韓国
    韓国社会が競争社会となり、物事を経済や交換価値といった物差しで判断する側面が濃くなった、という大きな変化だ。その中で誰もが余裕を持って失い、他者に対する寛容さを失いつつある。 P122
  • 2025年7月1日
    縮む韓国
    縮む韓国
    以前からそうでしたが、さらに異様なほどソウル首都圏へ集中度が高まっており、特に若い人の50%以上が首都圏に住むといわれます。P78
  • 2025年6月30日
    縮む韓国
    縮む韓国
    伝統的なあり方の家族を維持するには、女性が多くの犠牲を払わないといけなかった。いまではもう、そういう犠牲を払わないようになりました。 P35
  • 2025年6月27日
    日本人拉致
    招待所の書棚には資本論や共産党宣言などマルクスの著作は一冊もなく、指導員に頼んでも「偉大な主体思想が唯一無二の正しい革命思想であるため、その必要はない」と断られた。P109
  • 2025年6月26日
    日本人拉致
    党指導部や対外情報調査部が「合法的身分」の具体的な活用方針や計画もないまま、ひたすら「合法的身分」を得ることだけに執着し、そのために罪もない日本人を拉致したP79 トップダウンの組織にありがちな、思いつきからの出たとこ勝負がリアルだ。
  • 2025年6月25日
    日本人拉致
    このように1977年の二件の拉致が一定の目的で計画的に行われ、その流れのなかで、翌78年の一連の拉致も行われたととらえるべきだろう。P50
  • 2025年6月24日
    日本人拉致
    非合法、半合法、合法 そのため考え出されたのが、実在の日本人になり代わる方法であり、それが「進化」して対象者を拉致するまでになったと考えられる。P42
  • 2025年6月20日
    日本人拉致
    彼らは一定の形さえ整えばよく、最初から本気で日本側を納得させようなどとは思っていなかったかもしれない。P183
  • 2025年6月17日
    日本人拉致
    拉致行為そのものはもちろん、拉致の目的、目的達成のためのプロセス、目的達成がかなわなくなったときの対応のすべてが計画性のないものだった。 はじめにより
  • 2025年6月16日
    本牧ルードボーイ
    横浜の大先輩チーボーさんの評伝 帯文には「横山剣、浅野忠信絶賛!!」とあれば読まずにはいられない。 冒頭、内田裕也と樹木希林の結納にジョー山中とふたりで無理矢理参加を強制させられるエピソードから引き込まれる。 カシアス内藤とのエピソードも最高! 半島系、華僑、ハーフが絡む図式はまさにハマのリアルだ。 学区でいえば南部および臨海学区の雰囲気といえばよいだろうか こればかりは実際にあの空気を感じてみないとわからないのだが 「生まれたときから周囲には多くの在日外国人がいる世界に生きてきて、人種偏見や差別意識など持ったら彼らと共存できるわけもなかった」P242 「オレたちは同じスキンズでも、人種偏見を持ったり、人種差別をしないほうのスキンズだ。いや、そういう差別には断固反対するスキンズでありたい」P245 チーボーさんの経営するブギーカフェの横に同じ系列のショップがあって スクーターでマイカル本牧に行く途中に寄ったりしていた。 当時は肩まで届く長髪だったので店員に間違えられたこともあった。 1993年高校3年生だった頃の話。
  • 2025年6月13日
    新・韓国現代史
    朴候補が大邱、慶尚北道と高い得票率を獲得したのに対して、文候補は光州、全羅南道・北道で、圧倒的な支持を得たので、地域主義的な投票行動が未だに目立っているが、他地域ではそれほど大きな偏差は見られなくなった。P278
  • 2025年6月12日
    新・韓国現代史
    李明博政権は「時代精神は経済」だとして七四七ビジョン(経済成長率七%、国民所得四万ドル、七大経済強国入り)や、朝鮮半島を貫く大運河計画などをぶち上げて華々しいスタートを切った。 P267
  • 2025年6月11日
    新・韓国現代史
    嶺南出身の盧武鉉が光州で、しかも党内主流派に後押しされる候補に勝利したことは、「主流既得権勢力」と呼ばれる韓国社会の主流派の打破、その意味で政治パラダイムの展開とうけとめられた。P223
  • 2025年6月10日
    新・韓国現代史
    李の地元の忠清道+全羅道+ソウルといった地域主義を基盤とする権力ゲームの論理で大統領選を見通していた。P.221
  • 2025年6月9日
    新・韓国現代史
    選挙は、あいかわらず地域主義の文脈のなかで闘われ、金大中は光州、全羅南北道で90%以上を得票したが、嶺南の五つの地域(慶尚南北道、釜山、大邱、蔚山)ではいずれも10%台にとどまった。P191
  • 2025年6月6日
    新・韓国現代史
    70年代のソウルでは、通勤時間帯ともなるとどこでもぎゅう詰めに人を乗せたバスが走り、オーライ、ストップと叫びながら、曲芸のように乗降口にしがみつく車スニの姿が見られた。ときには車スニがバスから落ちて死ぬという事故も起こった。P127
  • 2025年6月5日
    新・韓国現代史
    湖南人へのこうした拒否感は、これまで述べてきたように、主に、近代以降の社会的な流動を通じて、下から形成されたものである。p129
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