
たまご
@reading-egg
2026年6月5日
エピクロスの処方箋
夏川草介
読んでる
第三話。
エピクロスが出てきた。
快楽主義は誤解されていて、精神の安定こそが人間にとっての快楽である。楽しいことよりも、苦痛がないことの方がはるかに大切。
ずいぶん保守的だな。感情が動くほうが生きている感じがするけどな、私は。
そして、誤解されている現代の快楽主義に対するマチ先生の見解。快楽と幸福は違う、というのは、私もそう思う。
長五郎餅。
花垣先生かっこいい。教授に言い返すシーン。
「そんなことが患者さんに何の関係がありますか?」
マチ先生。
「我々には未来を変える力はない。変えられないということは、虚しいことのように思えるけど、実はそうじゃない。目の前の哀しい出来事は、誰のせいでもないということだ」
躑躅。つつじ。
全然読めなかった。
一気に物語が動いた。うまいな。強力な助っ人になる人物の登場のさせ方が。
マチ先生のように、自分の哲学から逸れることをせず、淡々と取り組みながらも厚い人望を集められる人っているんだろうか。かなり貴重だよね。だからこそ、主人公なんだけど。
矢来餅(やきもち)
