Unununium "ルビンの壺が割れた(新潮文庫..." 2026年6月6日

ルビンの壺が割れた(新潮文庫)
まだ読んでいない方にはぜひ読んでもらいたい作品。わずか170ページで今まで味わったことのない読書体験ができる! 見る人によって見え方が変わる「ルビンの壺」をタイトルに冠しているだけあって、読了後の感じ方が人によってかなり分かれるようであるが、私にとっては「恐怖」「驚愕」という感情を芯から感じた作品だった。 Readsを始めてから、なるべく自分の感じた感覚を文章化するように心がけているが、この作品については「恐怖、驚愕」しか言えない状態である。正直何が怖いのかすら分からないが、とてつもなく怖くて、個人的にはホラー作品を読むよりも遥かに怖い感覚を覚えた。 言葉にできないので体に起きた状態を記載すると、本作のある部分から驚きで鳥肌がたち始めたが、腕だけでなく、お腹、脚、顔、指先とほぼ全身に広がっていき、しかもラスト読み終わってもしばらくその状態のままだった。記憶してる限りで多分人生で一番長く鳥肌がたっていたし、ラストは叫びそうになった。 短い中で目まぐるしく見え方が変わり、読了後は自分にとっての1つの感想が得られるので可能であればぜひ一気読みして頂き、経験したことのない読書体験を満喫してもらいたい。
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