
K野
@knocano
2026年6月6日
世界99 上
村田沙耶香
読み終わった
借りてきた
感想
空子は決まった性格の無い少女。
周りの期待や相手に合わせてその場その場で作った自分で過ごしてきた。
自立できる気がしなかったので自分の中で「恋愛アルバイト」と称した男(恋人)への奉仕で生きていくしか無いと思っていた。
世界にはラロロリン人という確率で生まれる人種がおり、一般人より優秀と言われる彼らは畏怖と同時に差別の対象になっている。
また高価なペットのピョコルンはただの愛玩動物から徐々に役割を増やしていき、女が担っていたものを肩代わりする存在へと変化していった
最初の100p読んだところでもうあまりの嫌悪感に読むのをやめようと思った。
ただ、以前酷い犯罪の小説を読んだ時もそうだったけどあまりに酷いと「この酷い出来事を早く抜け出したい」の気持ちでやたらハイスピードで読んでしまうことがあり、これも100pの山を超えた後はそれだった。もちろん文章がものすごく読みやすいのもあるけど。
デフォルメされているようであまりにも良く知る現実が容赦なく露悪的に描かれてて本当に気持ち悪くて…
いまはディストピアを楽しめるような現実では無いというのもあるけれど。
それにしたってよくもここまで「最悪」を描けるな…と上巻の終わりで気が遠くなった。
一応下巻も最後まで読む予定です…
