じょるじゅ。 "知性改善論" 2026年6月6日

知性改善論
知性改善論
バールーフ・デ・スピノザ
平尾昌宏先生のスピノザに関する講義を受講するため再読。 個人的には『神学・政治論』よりも専門性が高いなぁと感じますが、未完ということもあり短いので、何度でも読み直せます。 内容は、スピノザの哲学そのものというより、哲学するために必要な能力について書かれている感じでした。 なので、スピノザ哲学自体は本著で書かれていること、書きたかったことをベースに思考・構築されているのかもしれません(あくまで個人の感想であり、学術的に正しいかまでは調べられておりませんが……) また、初期の著作(つまり若い頃の著作)ということで、哲学や当時の現状に対して、かなり熱い思いを持っていたことが伝わります。 内容の深い理解には至れておりませんが、自身の目的を達するために必要なものとして、「安心できる社会の形成」や「子どもたちへの教育」、「医療の整備」なども挙げられていて、この当時からスピノザは現在の社会制度に近いものを考えていたことが分かります。 すぐに読める著作なので、適宜読み返すようにしていきたいです!
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