
ゆう
@suisuiu
2026年6月6日
野生のしっそう
猪瀬浩平
再読した
@ 本の読める店fuzkue 下北沢
「この物語では、誰かを人でないものとして扱う思考に対して、抗うための思考をずっと探してきた。」「わたしたちは経験を共有しているのではない。そんなことはたぶんできない。そうではなく、互いの身体を束の間に共有している。まなざしの交錯とは、他者のまなざしを束の間に共有することである。」
「言葉」を奪うことなく、ともにあることができるのか。つながるところとズレのどちらもが大事だということ。
障害のある人の思考の仕方を理解するのでも、「健常者」のように思考していることを確かめるのでもなく、その人の経験や思考を追いかけながら、「自分の」の思考の仕方が何かを問い直すのも。「その人」について思考するのではなく、その人とともに思考しながら、自分自身のイメージ、人間、自分のイメージを揺さぶり、より不確かなものに感性の運動をひらき、おずおずついてくる思考を導く。






