
はるにれ
@Elms1130
2025年3月23日

読み終わった
読書メモ
タイトルを見て、気になっていた本。予想通り、とてもよかった。
マイノリティ属性を持つ当事者として違和感やしんどさを感じたことを、丁寧に論理立てて書いてくれているので、わかりやすい。ダブルマイノリティであるが故に、マイノリティグループ内で他者から無自覚に差別されたり、生存のために情報が必要なのに、アクセスがなぜ難しいのか、など。違和感やしんどさが生まれる過程を仕組みとして説明されているのが、効果的なんだと思う。
能力評価が人間関係に作用するのを避けられないのか。そもそも能力って?集団内で立場の弱い者ほどコミュニケーション能力を使うことを求められていないだろうか。日常の中でなんとなくモヤモヤしていたことが明確になったように感じた。次の著書が出たら、それも読んでみたい。

