
みーる
@Lt0616pv
2026年6月5日
読み終わった
借りてきた
書評本の書評は難しいが、やっぱり紹介系の本は自分には合っていないことを再確認できた。
色々なことを広く浅く知ることができるが、どこか勉強みたいに感じてしまう。ハウツー本を読んでいる感覚に似ている。やっぱり、物語に触れ思いを馳せることが読書の醍醐味の一つだと再認識されられた。
肝心の内容についてだが、今をときめく三宅香帆さん。なんというか早口オタク感溢れる文章で(いい意味で)テンポよく読むことができた。あくまでも読書習慣のない人、中でも中高生をターゲットにしているのだろう。一部界隈で三宅香帆アンチを見かけたことがある。アンチは彼女になにを求めているのだろうか。彼女はきっと読書をあまりしない人たちに向けて読書の楽しさを伝えようとしている。それがあまりにもライトな文体なだけだ。内容も深くまでは踏み込まず表面をなぞるに過ぎない。その浅さで勝負をしているのだからそこにムキになるのは滑稽というか。中学生の大会なのに全日本の審判がついて細かいところを指摘してくるみたいな興醒め感。「ここではその程度でいいんだよっ」と言いたくなる。
ただ、今作は小説を面白く読む方法がメインテーマのため、この作品はこう読むとよいと方法論が書かれていた。もちろん、その作品を読むきっかけにはなるが、その本の読み方が分かった上で読むことに読書の楽しみはないと思う。やっぱり、読みながらその世界に没頭できるかどうか、それもできる限り事前情報はいれないことが大切だと思う。もちろん、本作の方法でも読者のための助けにはなるのだろうけれど。きっかけを与えるなら「こう言う気持ちの時はこの本」のように読み方ではなく、読者の状況に焦点を当てる方法でもいい気がする。
ここまで書いたが、前述した三宅香帆アンチのような批評になってしまったかもしれない。真っ向から批評するような作品ではない。適材適所である。