tomo015123 "処刑館殺人事件" 2026年6月6日

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@asayou
2026年6月6日
処刑館殺人事件
話題になっていたので斜に構えて読み始めたがエンタメ極フリではない骨太ミステリだった。 かつて同じミステリの書き方講座を受けそれぞれデビューした作家たちが講師の別邸に招待され案の定悲劇に見舞われるという筋書。 ミステリ作家(現実)が創作のミステリ作家を描くという構造がまず面白く、創作論であったりミステリ論であったり、編集者への愚痴であったりとどこまで作家本人の経験なのかはわからないが血肉が通っておりその分最後に告げられる、真相に気づくきっかけとなった違和感に真実味が出る。キャラクターも気の良いやつばかりで途中から非常につらかった。特に各々の想いが欲望に踏み躙られたという点はズドンときた。
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