マロンミルクティー "対馬の海に沈む" 2026年6月7日

対馬の海に沈む
対馬の海に沈む
窪田新之助
このような不正が何年にもわたって行われていたことに驚きました。 他の方が本書の感想でフィクションなのにまるで物語を読んでいるみたいと表現されていましたがまさしくそのように感じました。 筆者が西山の顧客に思わず詰問口調で取材した際に「私が殺したみたいじゃないですか」と無関係のように答えた場面が印象に残りました。 西山の行いは決して許されず自業自得と思う反面、不正に得た共済金でいい思いをした他の方々から切り捨てられる形になった西山に対して気の毒さも感じます。 ですが、筆者は自分が他の方々と同じように同じような立場になった時、共犯関係にならないと言い切れるかと問いてました。不正に得た共済金の恩恵を受けることが当たり前になっている状況で拒むことができるのか。 形は違えどもしかしたらこのような出来事が自分の周りでも起きているかもしれません。考えさせられました。
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