まみ "J・J・J三姉弟の世にも平凡..." 2026年6月6日

まみ
まみ
@ma-min
2026年6月6日
J・J・J三姉弟の世にも平凡な超能力
J・J・J三姉弟の世にも平凡な超能力
チョン・セラン,
古川綾子
韓国の中編小説!おもしろかったー! ジェイン、ジェウク、ジェフン、三姉弟が、3人で出かけた後、それぞれ少しの超能力(超硬い爪が生える、危険が迫ると視界が赤くなる、エレベーターを操れる)をもつ話。 三人称視点で、3人それぞれの話をローテーションしながら淡々と描かれる。読みやすい文章のおかげもあってさくさく読めた。 末っ子ジェフンのパートがいちばん好きだった!上の2人に比べてワガママというか甘やかされて育った感じがするが、どこか憎めないキャラクターのジェフン。別に行きたいわけでもなかった留学でジョージア州の農場へ行かされて文化の違いに戸惑うのだが、なぜかこのパートだけ全体的にアメリカンコメディドラマの雰囲気が漂ってる(ジョージアだから?笑)。 超能力を使って人助けを終えた後、3人が再会してヒーローものの映画を見たとき、つまらないと言うジェインに、 「この映画がつまらないのは確かだけど、人間が自分で自分を救える場所は、まだ世界のごく一部にしかないと思う。ヒーローとまでは言わなくても、助けてくれる人は多ければ多いほどいいんじゃないかな?」 と返すジェウクの言葉が良かった。 突飛な設定のわりに、あたたかい気持ちになれる読後感だった。 韓国文学、また読みたいな〜
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