
昼寝ねこ
@hiruneko
2026年6月7日
フェイク・マッスル
日野瑛太郎
読書メモ
感想
第70回(令和6年度)江戸川乱歩賞受賞作。ボディビル大会で入賞した男性アイドルのドーピング疑惑を追ってスポーツジムに潜入取材する週刊誌記者と、その疑惑アイドルの隠された恋人が交互にストーリーを繋げていく。ボディビル界の内幕とドーピング問題がなかなかに興味深い。そして後半からは薬物犯罪事件とストーカー事件へと発展し怒涛のドンデン返しが始まる。文章の重さと軽さが丁度いいバランスで、疾走感があり読んでいて小気味が良い。面白い小説を読んだ。映画化にも向いていると思う。

