
ricochet
@ricochet
2025年3月23日

詩という仕事について
ホルヘ・ルイス・ボルヘス,
J.L.ボルヘス,
鼓直
読み終わった
元が講演なので読みやすいが内容は濃密。詩人は日常的な言葉を魔術的なものに変えてしまう(ロバート・ルイス・スティーヴンソン)のではなく、言葉はもともと魔術的なものとして始まったのであり、詩によってその魔術に引き戻される、というところが面白かった。ほか、今の私は表現なるものをもはや信じていない、私が信じているのは暗示だけというところも。
「永遠の歴史」と共通のテーマもあり、そちらの理解の補助にもなる。





