
サブレとポッポの往復書簡
@snowflake
2026年6月7日
ぎょらん
町田そのこ
読み終わった
またいつか
心に残る一節
じゅうぶん読んだ
誰かの最期に立ち会う時、自分の心はどんなふうなのだろう。故人に対して抱く思いは臨終を以て永遠に分かち合えなくなってしまうけど、その思いに改めて向き合って、自分の中でけじめをつけられたその時、再び故人と自分が一瞬だけ再び繋がれる。
かつてお父さんが私に遺したぎょらん、それは今でも、形を変えることなく私の中にそのまま残っている。ただ、それが湛える朱の色は、以前と比べて少しだけれど、鮮やかさと透明さを増している。今の私にはそう見える気がする。
あの日、最期にお父さんが遺したぎょらん、お母さんにはどう見えていたのかな?