ふじ
@mayu44bk
2026年6月18日
渇愛
宇都宮直子
読み終わった
殺されるかもしれない恐怖に晒されること
精神的痛みをリストカットという肉体的な痛みで上書きすること
どう乗り越えるんやろ
今どう処理して生きてるんやろか
記者は友達でも親戚でもないんだよ
記者は絶対に当事者になれないんだ。ただ眺めるだけなんだよ。
しかし私にしてみれば、取材対象者として「人間関係」を構築している相手が心身ともに危うくなっていたらケアをしに行くのはごく当たり前のことで、なぜ周りが注意し、危惧するのかが分からなかった。
いつも私が行ってきた取材であれば、「本人がこう言っている」だけでは記事にはならない。
当時、まだ幼かった彼女は、男性の行為にどれほど傷ついたことだろう。しかし反面、「若い女性」である自身の体に、どれだけの価値と優位性があるかということも体感したのだろう。
彼女に人生の選択肢を提示し、新たな可能性を探るのが目的でした。『今と違う道もあるよ』と教えはするけれども、『こっちの道に行くべきだよ』『そっちは行き止まりだよ』と手を引っ張って誘導すべきではないと考えています。
親だったら多分違います。親は自分の子供に理想を重ねるでしょうし、子のしたことに責任を取らざるを得ないこともあるので、ぐっと踏み込んでいくことができる。
彼女のことを思い、力を尽くしても、距離感を間違えたら支援は成り立たないと思うのです。