渇愛
49件の記録
たびたび@tabitabi2025年11月16日読み終わった頂き女子りりちゃんと、その周りの人々への取材記録。 取材を重ねながら筆者がりりちゃんに翻弄されていく姿からは柚月麻子さんのBUTTERを想起させられた。 家庭環境などを考えると、確かにりりちゃん自身もある意味では被害者の部分はあるのだろうけど、自分の犯した罪に対する意識の薄さにはうーん…と思ってしまった。

よむひとり@yomu_09062025年11月11日読み終わった書くほどでもない読書記今さっき読了。 読んでる途中、家に来た知人、 「あの、詐欺してホストに貢いでた子の本?」 や、そうなんだけど! と、なぜかりりちゃんを庇い始める自分。 なぜに…。 著者がりりちゃんへの取材を重ねる度にのめり込んでいくと同時に、読んでいる自分をも飲み込まれて行きそうだった。
ゆき@yuki10242025年10月22日読み終わった著者の方、歌舞伎町に入り浸っている割に、りりちゃんのような人々に対する理解が足りてないのでは?と思った。 理解が足りないまま足を突っ込んで「正論」を書くさまに、反感を覚えた。 最初は操作されて後に裏切る(見捨てる)、りりちゃんの人間関係パターンにハマっているように感じた。 理解が足りず振り回されている。 振り回されているということは、振り回している側の絶望に加担している。 りりちゃんにも被害者の方にも、適切な心理的支援が届きますように。
きん@paraboots2025年10月12日読み終わった頂き女子りりちゃんこと渡邉真衣被告による、詐欺および詐欺幇助に関する実録。 まず大前提として犯罪行為に優劣はなく、犯罪は犯罪としてちゃんと考えなきゃならないが、加害者には加害者の被害者には被害者の正義があると言うことが読んでよくわかったし、事件自体はおろか、それに関わる人々全てにとっての正義があるということにも衝撃すらおぼえた。 読むまでこの事件を知らなかった僕は、(知らぬが仏とも言う)知らないとか無関心というのが、ある種の怖さみたいなものを持ってるなと読んで改めて思ったりもした。僕自身、X他snsをやめて久しいが、この事件の全容についてsnsの中でいろいろ語られていたようで。本当に外野は色んなことを無責任に言えるし言ってしまえる怖さがあることも再確認。 本書を読み終えて、この事件はそういう怖さをも露呈している様に感じる。 渡邉容疑者、またその母の言動や行動に違和感を覚えたが、それは彼女たちの幼稚さからよるものであるということを読み終えて思い返すところである。 ここに強く共感したホス狂いあおいさんの言葉と、小林勇貴監督の言葉を。 あおい氏 りりちゃんの周りには、"ホスト"と"崇拝者"はいるけど、友達はいない。友達がいないから、ああいう感じになるんでしょう。周りに女の子はたくさんいたけれど、取り巻きの子たちは、彼女を"金"としか思っていない。 小林氏 男性が流されてとか、女性が騙されるとか、そういう話ではなく、困難を抱えている人を巧妙に狙う手口を「ギバーおぢ」と言い換えて罪悪感を減らすっていう、極めて悪質なものだと思います。老若男女に該当する、あのマニュアルはそういうものだと思っています。だからこそ悪だと私は考えます 最後に、著者の宇都宮氏が示すように、渡邉被告が被害者に向き合い、その苦しみを理解して、行動を起こすことで、取り返しのきく人生を選択できることをねがって。










ano@ano_readend2025年9月25日読み終わった@ カフェ今日はこれ読んでた 文才があるとツイッターで言われてたけど、最終的にヤクザに唆されて被害者への返済も進んでいないとは知らなかった。 全く反省していないし、罪を理解していない。
読書猫@bookcat2025年9月22日読み終わった(本文抜粋) “彼女は初対面の私に対し、「あなたのことを意識してますよ」という姿勢で懐に入ろうとしたのだろう。おそらく、意識的と言うよりは無意識の”反射神経”でやっているように見受けられた。そういった「人に好かれよう」という行動をとっさに取ることはもはや彼女のクセとなっているのだろうか。“ ”《私のママはずっと余裕なかったです。だから私がずっと味方でいたつもりでした。ママは大好きだったけど、ママは私の味方になってくれたことはないです。今も好きです。なんとかしてあげないとって思うから》《女の子だから、ママは》“ ”「自分のこと、やっとわかって、とにかく書けなくて書けなくて。書きたいと思えなかったから。だって、自分のことを振り返る中で、私は何でこんなに苦しいのかも、なんで”犯罪者”になっちゃったかもわからない……。どうして、どうして、どうしてってぐるぐるするばかりで……。幼稚園で何があったかとか、そこらへんはいいんですけど、中学生のあたりで、完全に書けなくなった。私、中2で頭がおかしくなったんです」“ ”「面会の最後に、渡邊さんに『どんな映画にしてほしい?』と聞いたんです。そうしたら、『地獄を見せてほしい』と言ったんです。すごく自分の見せ方がうまいコだなと。……それがとても印象に残っています」“ ”振り返ってみれば、面会室で向き合う彼女は、いつも「自分に振り向いてほしい」「自分に強い感情を持ってほしい」と望んでいるように感じられた。“
aida@9mor12025年9月4日読み終わった"自分の行為が被害者の生活を一変させたこと、そして何より深く傷つけたことへの反省は、ついぞ彼女の口から聞くことはできなかった。それどころか、「私を買ったことも風俗のことも、それは許されることなのでしょうか」と話し「私だって傷ついた、ある意味で私だって被害者なのだ」と最後まで主張し続けた。" これきつくて、ある意味で被害者かもしれないけどだからって帳消しにはならない。 あと「コ」表記への拒否感が強くて(「女のコ」とか)一冊通して苛々してしまった。
もちこ@mochiko247242025年8月21日読み終わったノンフィクションを読み慣れない私でも読みやすかった。 そして、読み応えがあった。 りりちゃんを詐欺に駆り立てた背景がいまいち明瞭にならない。 彼女の不安定さは、どこから来るのか。家族だけにあるのだろうか。 渡邊被告に傾倒していきそうになる著者にハラハラしつつ、被告以外の人への取材も怠らない著者の冷静さにホッとする。 記者としての冷静さと、人間としての温情のバランスが抜群で、信頼できる本だと感じた。
ひつじ@threeps2025年8月16日読み終わったりりちゃんだけじゃなくて色恋を生業にしている人間とそのやり口とか効果に興味があって、めずらしくノンフィクションを読んだ ちかごろは連帯がブームなんだと思うけど、「女の子」どうしで連帯しようとした結果でもあると思うとかなしいね
もちこ@mochiko247242025年7月31日読み始めた16ページまで。 今まであまりノンフィクションものを読んでこなかったけど、「積読チャンネル」というYouTubeを見始めてから、このジャンルに興味を持った。 「渇愛」は読みやすそう!






























