渇愛
89件の記録
ふわふわのパグ@bianca2025年12月22日読み終わった頂き女子りりちゃん。世相に疎い私でも知ってる巨額詐欺事件。被害者の「血の滲むかのような、悲痛な文章」(212頁) から「詐欺は経済的な殺人だから刑期が重い」という言葉を思い出した。詐欺被害者は身ぐるみ剥がされたその後も人生が続くのだ。それ相当の罰が与えられて当然と思う。 それから、成長期に両親に愛されて育つこと、家庭外の人間関係を学ぶことが子供の人格形成、ひいてはその子の人生に大きく関わることがわかる内容。愛情に飢えている人は他人から奪い、奪われ、ズル賢い人に利用されてしまうことが、りりちゃんの生き様から読み取れたから。



よしかわ@yoshikawa2025年12月20日読み終わったじゃあ、私自身は自分の罪と自分の人生を切り離し、罪にだけ真摯に向き合うことができているのか?と首にナイフを突きつけられるような本だった。無条件に愛されたいね。

そめ@s_o_m_e2025年12月12日読み終わった著者の心の動きをありのままに書いてあって、興味深かった。 事件の概要は知ってたし、奪われる側だったりりちゃんが奪う側になっただけかな、とふんわり思ってたけどそういう単純な話でもなく……。

河野@kono_a162025年12月12日読み終わった東京に行くときは地雷系のコスプレをしている。私がライブに通うようになった当時、明日カノが流行しててゆあてゃ憧れの地雷系が増えた。担当に対して全力で、そこから降りた事をぬるいと一蹴する。そのストイックで狂っている様子に憧れていた。その考えは当時の女オタクにも多かったと思う。その辺りからホス狂いという属性が一般的になり憧れの存在として扱われていた気がする。私も、ホス狂いのように推しのために全力でありたいという気持ちを込めて安っぽいペラペラの地雷服を着ている。 当時事件のニュースを見て流石に かっこいいと思った。魔法少女としておぢを嘲笑する姿、男性嫌悪持ちの女性ならよくやったと思っただろう。その後も詳細はあまり報道されないまま判決が出ていつの間にか話題にあがらなくなった。 読み終わってまず怖くなったのは一切解決していないところだ。結局謝罪はしていないし親子関係も悪いまま、獄中結婚などと意見をすぐに変えるせいで支援者も減っていった。そのまま懲役に入る。本のオチを見ても誰も幸せになっていない印象だった。 りりちゃんのような暗い過去があっても男にやり返せて、誰かに貢げる女性というアイコンを私たちは求めている。ごくちゅう日記は定期的にバズってミームにもなっていたし、今でもインターネットでは憧れの存在だと思う。でももちろんそれではダメだ、詐欺により被害者は死にかけていたし彼女を祭り上げている状態はおかしい。弱者男性などが未だにバズる以上、気持ち悪い男性から詐欺することは許されるみたいな感覚になっていないか?私は男性が苦手だがその状況によりまた関係が悪くなっている気がする。この現状自体が異常だと思う。 あとごくちゅう日記や手紙を見てもりりちゃんの文章は面白いしファンサがすごい。そっちの仕事もやってくれないかな、そしてそのお金で返済をしてくれないかな…と望んでしまう。




- mamo@reads_mamo2025年12月9日読み終わった@ 小田原お堀端 万葉の湯途中りりちゃんに心的にのめり込んだり、ありのままに書かれているところがおもしろかった。 本人が悪いのも分かるけど、そうさせた環境にもやるせなさを感じる。



🔖ぼう|読書記録@book_252025年12月5日読み終わったニュースを見ていたときは、なんだか不思議で自分の生活圏では関わることのない方だと、あまり関心を持っていなかった。 この作品が話題になっていることを知り、実際に読んだみると筆者と同様にどんどんのめり込んでしまった。 読了後、りりちゃんの本心がはっきりわかったかと言われるとそうではない気がした。 まるで、彼女のその時そうでありたい彼女の姿に翻弄されている感覚がずっと付き纏っているよう。 ただ、そう感じて特殊な存在として神格化してしまう周囲の行為や感情が、りりちゃんをさらに孤独にし「頂き女子」として戻らないところまで突き進めてしまったのではとも感じた。

yomitaos@chsy71882025年11月28日読み終わった@ 自宅この事件に関してあまり知らないまま読みはじめた当初は、「50をすぎたオッサンが、20代半ばの女性から本当に好きになってもらえると思ってたのか?」と、りりちゃんを擁護するような気持ちでいた。その気持ちは読後の今も変わっていないが、りりちゃんの罪を「男女問題」に矮小化するのは間違っていたことに気付かされる。 後半、公開されなかった映画の監督・小林氏が語っている「男性が流されてとか、女性が騙されるとか、そういう話ではなく、困難を抱えている人を巧妙に狙う手口を『ギバーおぢ』と言い換えて罪悪感を減らすっていう、極めて悪質なものだと思います。老若男女に該当する、あのマニュアルはそういうものだと思っています。だからこそ悪だと私は考えます。」という発言が、この事件の罪の核なのではと受け取った。 騙された男性が結果的に4000万円以上も支払えてしまったことから、この人が本当に「弱者」だったのかは今も疑問が残っているが、りりちゃんが作ったマニュアルが社会的弱者を喰いものにしてしまうものなら、その罪は確かに重くなるのも当然か(それにしても、刑期は長すぎると感じているけれど) ホス狂いの事件が起こるとついつい「男女問題」だと思い込んでしまうが、資本主義およびアテンションエコノミーの際たる歌舞伎町では、男女ともに弱肉強食のバトルロワイヤルが繰り広げられており、そこではシンプルに弱者が喰われていく。 りりちゃんの事件を「男女間のいざこざの延長」として私たちが消費してしまっている内は、何度でも同じように起こると思う。


Shiori@naughtyrundy2025年11月23日読み終わった神格化されればされるほど、注目を浴びれば浴びるほどに彼女の孤独さが増していく様が読んでいて苦しかった。彼女自身ではなく、彼女には達しない外側の部分を周りの人間たちが都合よく理想的に作り上げて、彼女を理解した気でいる。彼女の孤独はどうすれば無くなるのだろうか。



- barna-etsu@barba-etsu2025年11月23日歌舞伎町のエコシステムの闇。 社会規範に馴染むことが難しく、情緒や愛着等の観点で苦しむ女性のニーズを利用しているのホストクラブであり、利益最大化のみが追及されている。そこには社会通念や人権等、通常のビジネスを行う上での良識やプロトコルは存在しない為、常に人間の極限を試す世界が生まれてしまったのかなと思った。 寂しい人の感情に漬け込んで金銭を授受することの感覚が浮世離れしていて、家庭環境や学校環境が違っていたらまたこうはならないのかなとも思った


たびたび@tabitabi2025年11月16日読み終わった頂き女子りりちゃんと、その周りの人々への取材記録。 取材を重ねながら筆者がりりちゃんに翻弄されていく姿からは柚木麻子さんのBUTTERを想起させられた。 家庭環境などを考えると、確かにりりちゃん自身もある意味では被害者の部分はあるのだろうけど、自分の犯した罪に対する意識の薄さにはうーん…と思ってしまった。



よむひとり@yomu_09062025年11月11日読み終わった今さっき読了。 読んでる途中、家に来た知人、 「あの、詐欺してホストに貢いでた子の本?」 や、そうなんだけど! と、なぜかりりちゃんを庇い始める自分。 なぜに…。 著者がりりちゃんへの取材を重ねる度にのめり込んでいくと同時に、読んでいる自分をも飲み込まれて行きそうだった。


- はづき@stray_night2025年10月26日読み終わったうーん、救いがない話。 りりちゃんって多面的でどれがほんとうのりりちゃんかわからなくて、みんなが自分の信じたいりりちゃんを信じるけどそれも脆くて。 結局真意はわからないし、彼女を救える人はいないのかもしれない。哀しい。

ゆき@yuki10242025年10月22日読み終わった著者の方、歌舞伎町に入り浸っている割に、りりちゃんのような人々に対する理解が足りてないのでは?と思った。 理解が足りないまま足を突っ込んで「正論」を書くさまに、反感を覚えた。 最初は操作されて後に裏切る(見捨てる)、りりちゃんの人間関係パターンにハマっているように感じた。 理解が足りず振り回されている。 振り回されているということは、振り回している側の絶望に加担している。 りりちゃんにも被害者の方にも、適切な心理的支援が届きますように。
きん@paraboots2025年10月12日読み終わった頂き女子りりちゃんこと渡邉真衣被告による、詐欺および詐欺幇助に関する実録。 まず大前提として犯罪行為に優劣はなく、犯罪は犯罪としてちゃんと考えなきゃならないが、加害者には加害者の被害者には被害者の正義があると言うことが読んでよくわかったし、事件自体はおろか、それに関わる人々全てにとっての正義があるということにも衝撃すらおぼえた。 読むまでこの事件を知らなかった僕は、(知らぬが仏とも言う)知らないとか無関心というのが、ある種の怖さみたいなものを持ってるなと読んで改めて思ったりもした。僕自身、X他snsをやめて久しいが、この事件の全容についてsnsの中でいろいろ語られていたようで。本当に外野は色んなことを無責任に言えるし言ってしまえる怖さがあることも再確認。 本書を読み終えて、この事件はそういう怖さをも露呈している様に感じる。 渡邉容疑者、またその母の言動や行動に違和感を覚えたが、それは彼女たちの幼稚さからよるものであるということを読み終えて思い返すところである。 ここに強く共感したホス狂いあおいさんの言葉と、小林勇貴監督の言葉を。 あおい氏 りりちゃんの周りには、"ホスト"と"崇拝者"はいるけど、友達はいない。友達がいないから、ああいう感じになるんでしょう。周りに女の子はたくさんいたけれど、取り巻きの子たちは、彼女を"金"としか思っていない。 小林氏 男性が流されてとか、女性が騙されるとか、そういう話ではなく、困難を抱えている人を巧妙に狙う手口を「ギバーおぢ」と言い換えて罪悪感を減らすっていう、極めて悪質なものだと思います。老若男女に該当する、あのマニュアルはそういうものだと思っています。だからこそ悪だと私は考えます 最後に、著者の宇都宮氏が示すように、渡邉被告が被害者に向き合い、その苦しみを理解して、行動を起こすことで、取り返しのきく人生を選択できることをねがって。











ano@ano_readend2025年9月25日読み終わった@ カフェ今日はこれ読んでた 文才があるとツイッターで言われてたけど、最終的にヤクザに唆されて被害者への返済も進んでいないとは知らなかった。 全く反省していないし、罪を理解していない。
読書猫@bookcat2025年9月22日読み終わった(本文抜粋) “彼女は初対面の私に対し、「あなたのことを意識してますよ」という姿勢で懐に入ろうとしたのだろう。おそらく、意識的と言うよりは無意識の”反射神経”でやっているように見受けられた。そういった「人に好かれよう」という行動をとっさに取ることはもはや彼女のクセとなっているのだろうか。“ ”《私のママはずっと余裕なかったです。だから私がずっと味方でいたつもりでした。ママは大好きだったけど、ママは私の味方になってくれたことはないです。今も好きです。なんとかしてあげないとって思うから》《女の子だから、ママは》“ ”「自分のこと、やっとわかって、とにかく書けなくて書けなくて。書きたいと思えなかったから。だって、自分のことを振り返る中で、私は何でこんなに苦しいのかも、なんで”犯罪者”になっちゃったかもわからない……。どうして、どうして、どうしてってぐるぐるするばかりで……。幼稚園で何があったかとか、そこらへんはいいんですけど、中学生のあたりで、完全に書けなくなった。私、中2で頭がおかしくなったんです」“ ”「面会の最後に、渡邊さんに『どんな映画にしてほしい?』と聞いたんです。そうしたら、『地獄を見せてほしい』と言ったんです。すごく自分の見せ方がうまいコだなと。……それがとても印象に残っています」“ ”振り返ってみれば、面会室で向き合う彼女は、いつも「自分に振り向いてほしい」「自分に強い感情を持ってほしい」と望んでいるように感じられた。“
aida@9mor12025年9月4日読み終わった"自分の行為が被害者の生活を一変させたこと、そして何より深く傷つけたことへの反省は、ついぞ彼女の口から聞くことはできなかった。それどころか、「私を買ったことも風俗のことも、それは許されることなのでしょうか」と話し「私だって傷ついた、ある意味で私だって被害者なのだ」と最後まで主張し続けた。" これきつくて、ある意味で被害者かもしれないけどだからって帳消しにはならない。 あと「コ」表記への拒否感が強くて(「女のコ」とか)一冊通して苛々してしまった。
もちこ@mochiko247242025年8月21日読み終わったノンフィクションを読み慣れない私でも読みやすかった。 そして、読み応えがあった。 りりちゃんを詐欺に駆り立てた背景がいまいち明瞭にならない。 彼女の不安定さは、どこから来るのか。家族だけにあるのだろうか。 渡邊被告に傾倒していきそうになる著者にハラハラしつつ、被告以外の人への取材も怠らない著者の冷静さにホッとする。 記者としての冷静さと、人間としての温情のバランスが抜群で、信頼できる本だと感じた。
ひつじ@threeps2025年8月16日読み終わったりりちゃんだけじゃなくて色恋を生業にしている人間とそのやり口とか効果に興味があって、めずらしくノンフィクションを読んだ ちかごろは連帯がブームなんだと思うけど、「女の子」どうしで連帯しようとした結果でもあると思うとかなしいね
もちこ@mochiko247242025年7月31日読み始めた16ページまで。 今まであまりノンフィクションものを読んでこなかったけど、「積読チャンネル」というYouTubeを見始めてから、このジャンルに興味を持った。 「渇愛」は読みやすそう!
ふわふわのパグ@bianca1900年1月1日「頂き女子りりちゃん」を獄中取材して書き上げたノンフィクションを、近所のカフェチェーンで読み始めた。家庭環境に恵まれない彼女の感情の揺らぎが、私自身の生い立ちと重なって心が苦しくなるが、どんどん彼女に惹きこまれていく著者とは違い、私は彼女には否定的だ。同族嫌悪なのか?他人の心を掴むのが上手くて、SNSや歌舞伎町界隈で人気者になっていく、収監後も支援者が後を絶たない彼女への嫉妬なのか?それとも、義理の親戚らに騙されて質素な生活をしているという被害者の立場から彼女を許せないからなのか?いずれにせよ、あっという間に読了した。












































