
MaNa
@cleuel3
2026年6月9日
浮遊霊ブラジル
津村記久子
読み終わった
図書館本
面白かった。津村さんの本を読むのは3冊目。
この本は読みながら「居場所」的なものがテーマになってるのかな?と読了。
浮遊霊ブラジル、タイトルからどんな話か全く読めなかったけど読んでなるほど……。
切ないような、少し胸が苦しくなったり鼻がツーンとしたり、浮かぶ情景の中から伝わってくるものがある津村さんの文章大好き。
どれも面白かったけど、「給水塔と亀」が一番好き。
定年を迎えた男性が海のある故郷に帰った話で、懐かしさと風の匂いを感じる。
うどん屋の話と、新しい妻の話と地獄もよかった。
みんなそれぞれの居場所でもがいてる。
---短編集メモ(コピペ)---
「うどん屋のジェンダー、またはコルネさん」…静けさのないうどん屋での、とある光景。
「アイトール・ベラスコの新しい妻」…ウルグアイ人サッカー選手の再婚の思わぬ波紋。
「地獄」…「物語消費しすぎ地獄」に落ちた女性小説家を待つ、世にも恐ろしい試練とは。
「運命」…どんなに落ち込んでいても外国でも、必ず道を尋ねられてしまうのはなぜ?
「個性」…もの静かな友人が突然、ドクロ侍のパーカーやトラ柄で夏期講習に現われて…
「浮遊霊ブラジル」…海外旅行を前に急逝した私。幽霊となって念願の地をめざすが。