なにわ "説得" 2026年6月9日

説得
説得
オースティン,
廣野由美子
p467-468 「アンの優れた心に、自分の心がすっかり捉えられてしまっていることに、気づいていなかった。そこで初めてウェントワース大佐は、信念をしっかり貫くことと、片意地を張ってそれを頑固に押し通すこととの違いを学んだ。向こう見ずに大胆な行動をとることと、冷静に決然と判断することとは別なのだということを。」 晩年のオースティンの作品。やっぱり深い洞察と皮肉が効いていて好きだなあ。『高慢と偏見』の主人公たちと比べて、アンは少し年上だから、私ももう少し歳を重ねたら、アンにより感情移入できるかもしれない。
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