
傘野
@amemoyou0831
2026年6月9日
ようこそ、ヒュナム洞書店へ
ファン・ボルム,
牧野美加
読み終わった
面白かった。個人経営の書店事情は、日本と韓国は非常に似ているのではないか。
経営についての内容がなかなかリアル&シビアで、本が好きだから本屋をやっていて楽しい、夢を叶えて嬉しい、というシンプルな話ではない、ある意味当たり前なことをちゃんと描いていると感じた。
また、非正規雇用の問題もあって、この問題も韓国と日本はかなり似ているのだとはじめて知った。「夢を叶えるために人生を犠牲にしているのではないか」という作中のフレーズにも考えさせられる。
店長であるヨンジュは本好きではあるけれど、店員やそこに集う人々…ミンチョルやジョンハなど、本を一切読まないひとも書店に集まってくることが興味深い。その地に根を下ろす、ということは誰かの居場所になることなのかもしれない。
あと、是枝裕和監督の映画を鑑賞する話が出てきて驚いたけれど、そういえば是枝監督は『ベイビー・ブローカー』など韓国で撮っている映画もあるのだな…
個人的には恋愛の要素はそこまでいらない気がしたが、これは好みの問題だとも思う。
図書館で借りた本なのだけど、これは手元に置きたいかもしれない。




