一般文系学生
@Bunkei
2026年6月10日
君のクイズ
小川哲
読み終わった
「君は大事なものを失ったかもしれない。でも、何かを失うことで、別の何かを得ることもある。君は正解なんだ——クイズが、そう言ってくれてるみたいだった。」(p.162)
Q「早押しクイズ大会で、問題文が読み上げられる前に正解した。一体どうやって?」
そういう謎解きをしながら、主人公の三島と、“クイズ王”本庄の人生を辿って行く。クイズは人生であり、人生はクイズであった。
競技クイズの解像度が高すぎる。作者の取材が徹底してる。それに物語の構成が本当に上手い。読みやすくわかりやすく、謎解きと人生を絡めながら構成している。
たまに小説を創作する身としては、(こんな上手くなんて書けない!作者が天才なだけだ!)と片付けたくなるが、全部考えられてるんだろう。もちろん。「言語化するための小説思考」を読み直したくなった。
